死ぬ瞬間の5つの後悔(二)
こんにちは。
以前このような記事を書きました。
The Top Five Regrets of the Dying(死ぬ瞬間の5つの後悔)の一つ目にしか触れていなかったので、今回は残り四つの内、二つに触れて、僕の思うことを書かせていただきます。
2. あんなに一所懸命働かなければよかった
I wish I didn’t work so hard.この言葉は、看護にあたった多くの男性が残した言葉。小さかった子供や自分の伴侶ともっと一緒に時間を過ごすべきだったと後悔したそうです。
3. もっと自分の感情を表に出すべきだった
I wish I’d had the courage to express my feelings.波風を立てまいとして自分の感情を押し殺してきた結果、内にネガティブな感情を抱き、可もなく不可もない存在で終わってしまったという無念が最後に訪れるようです。
TravelPress
自分の年齢や人生経験を踏まえると、どれも共感できる内容です。
僕もまた、これらを疎かにしたら同じように後悔するのかもしれません。
2. あんなに一所懸命働かなければよかった
→僕はずっと仕事人間で生きてきたので、これもとてもよく分かります。仕事にばかり時間と労力を注いで家族のことを見ていなかった時期がありました。
もし同じようにしている方がいるのならば、『決して取り戻せない時間がある』と申し上げたいです。僕もその時には頭では理解していたつもりです。しかし、本当の意味では分かっていなかったと思います。
子どもが小さい時、たまたま週末が暦通りに休みだった時がありました。家でくつろいでいたら、子どもがおもむろに「どうして今日は家にいるの。仕事じゃないの。」と真顔で言われたことがあり、驚いたことがありました。
僕としては、家庭に大きなヒビは入らなくて済んだと思っておりますが、果たして・・・。
生計を立てるために働くのは当然です。しかし、仕事に自分を乗っ取られるような、仕事をすることにしか価値を見出だせないような、他のすべてを犠牲にするような生き方となっているならば、そうしない方が良いと思います。
出来るなら、大事なものを失わずに、このことに気付けたら幸いです。
大事なものとは、家族だったり、自分の心身の健康であったりです。
3. もっと自分の感情を表に出すべきだった
→「自分さえ我慢すれば」と思ったことはあるでしょうか。僕は、結構あります。そうすることで場が、仕事がうまく回るならば進んでそうしようと思ったことがありました。
しかし、当然ですが、誰でも何も感じない、感じていない訳ではありません。その押し殺した感情は心の奥に溜まり続けます。
そして、いろいろな形で吹き出してきます。個人的には、夢に見る、訳もわからず怒りが湧いてくる、それを抑えるために飲酒などに走るといったことがありましたが、今思えば相当、心身が危険な状態だったと思います。原因不明の体調不良もありましたが、まさしく体からの警告であったと思います。
また、「場が、仕事がうまく回るため」と言うのであれば、僕は、僕がした我慢を他の誰かにもさせるのだろうかと思った時、「とんでもないことだ」と思いました。自分が嫌なことを誰かに押し付けたくはありません。逆も然り。誰かが過度に我慢しないと回らない場や仕事など不自然であると思い至りました。
それから少しずつ、不必要な我慢を止めるようにしました。それによって破綻した関係もありましたがやむを得ないと思います。あのまま我慢して続いても、やはり僕が苦しい思いをするだけです。そのような関係を続ける意味もありません。
過度に我慢するでもなく、かといって我がままになって周囲を困らせるでもなく、自分の感情や考えを上手く伝えることに力を注いだら良いと思います。
みなさんは、上記の2と3について思い当たることはありますか。
気がついた時から、少しずつ変える努力や工夫をできれば良いですね。
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