頭の中のひとりごと

こんにちは。

東洋経済オンラインに『「ネガティブ思考な人」が実は有能で賢い納得理由 「脳のクセ」にうまく対処し、行動を変える方法』という面白い記事が載っておりました。

元は、上記の題名と同じ名前の図書を紹介しております。

こちらの記事(図書)では「頭の中のひとりごと」を「チャッター」と言い、「内なる声」とも表現しております。個人的にはとても実感の湧く表現です。

意訳すると、人はいろんなことに考えを巡らし(時に心配し)、それによっていろんな事態に対応して適応・生存してきたと書かれております。だから、心配することは決して悪いばかりではありませんと言っているのはその通りだと思います。

頭の中のひとりごと=内なる声=チャッターに支配されると心の健康の維持が難しく成りますが、上手く使いこなせば課題対処や問題発生の予防に有効です。

「心配事の9割は起きない」という話をいろんな所で聞いたことがあります。こちら(くるちょろ心理学研究所)にその研究のことも含めて載っておりますが、どうやらきちんと根拠があるようです。

僕も感覚的にはそうかもしれないと感じます。なぜなら、心配だなと注意を張り巡らしている事項については、常日頃から解決や対処や回避を意識的(あるいは無意識も含めて)に考えることができているのでそれなりに対応できるからです。

むしろ、本当に失敗はその注意の範囲の外側に潜んでいて、懸念事項を認識できず、備えることができていないので、『「不意に」失敗する』ことが多いように思います。

懸念する事柄について、頭の中のひとりごと=内なる声がうまく機能してくれていたから、起きずに済んでいたのだと思います。

ところで、以下の内容についても「その通り」と思いました。

大事なプレゼンや商談などを迎えて、「失敗したらどうしよう」「恥ずかしい」という感情に襲われ、あがってしまうことは皆さんよくあると思いますが、それが極端に大きくなり、恐怖感にまでなってしまう「あがり症」の人がいます。

そういった人の特徴は、日ごろから「自分はうまくいかない」と思っているのではなく、「もっと自分はすごいはずだ」と過大評価していることです。

つまり、「すごい」はずの自分に、「プレゼンや商談がうまくいかない」という事実を突きつけられるのが怖いのです。自信がないからではなく、万能感を抱いているために、現実がバレてしまうことを恐れ、心を防衛するために、あがってしまうわけです。

東洋経済オンライン

とても共感します。僕もやはり、惨めな思いをしたくありません。それは「ほどほどにはやれる」という自分像を崩されるのを恐れている側面があるのを否定できません。等身大のありのままの自分を見つめるのは勇気が要るのです。

等身大の自分の力量を踏まえて、何ができるか。できないことに背伸びしても却って辛いだけ、今の自分の位置の延長上としてできることは何だろうか。

そんなことを考えられる精神状態は落ち着いている時だと言えます。

『頭の中のひとりごと=内なる声=チャッター』をより意識化すると、等身大の自分がより鮮明になると思います。それを見つけ、見失わないことが自分を制御する上でのコツではないかと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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