リーダーへの励まし
こんにちは。
こちらのライフハッカーさんのサイトは勤めていた時からもう何年も見続けています。
シンプル且つ上品で落ち着いた雰囲気のサイトがとても自分の好みに適っており、また仕事術の話題が豊富でたくさん学ばせていただいております。
こちらのサイトに限らずリーダー向けの学びの情報記事をたくさん目にします。それだけ多くの役職者たちが大なり小なりリーダーとしてどう振舞って良いのかを模索しているのだと思います。つまりは需要があるということですね。
細かいですが、ここでのリーダーには組織の長としての「リーダー」と大なり小なり部署の長「マネージャー」を一緒に捉えております。
現場のリーダーたちは多く課題を要求されて皆が必死なのでしょう。「必死でない大人なんていないのさ」という歌がありましたね・・・。
自分もいわゆるリーダーをしていたので痛いほど彼らの気持ちがわかります。
自分自身は何も変わらないつもりでも、周りの見る目が変わってきます。今まで通り名前で呼ばれたくてもそこに「◯◯長」がつくと、まるで自分ではない誰かがそこに存在しているように感じることもあります。
リーダーとはとても孤独なものです。構成員に目を配り、意思疎通をしながらも距離感が偏ってはいけないし、自分が何気なく発した言葉が相手には「◯◯長」として強く印象に残る(時には圧力と受け取られる)こともあります。
リーダーになって初めて歴代の上司たちの気持ちがわかりました。何だか子育てにも似てますね。
親も、ある日突然に親として完成するわけではなく、時間をかけて親として成長していきます。勿論、リーダーも一緒です。
繊細すぎては疲れて身が持たないし、鈍感すぎてもいけません。何とか力になりたいけどどうやっていいかわからない、そんなこともたくさん経験しました。
「リーダーって何だ」と何度問いかけて考えたかわかりません。はっきりわかったことはリーダーの評価は本人以外の誰かがするということ、リーダーは個人ではなく部署・組織を使って成果を出す指揮を振るう「役割」でしかないことです。
サイトで紹介している本の表に載っている『大事なことは「見ているよ」「認めているよ」と伝えることだった』はその通りで、そしてリーダー自身にもまた誰かがそれを伝えて、伝わる必要があるなと思いました。それがどんなにか励まされることか。
既に頑張っているリーダーたちが、今この時も彼らが力の限りを尽くしていることを想いながら。
投稿者プロフィール
-
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
最新の投稿
- 普段使いのカウンセリング(2024.7.1〜)2024年11月22日自分の置かれた状況と闘う
- 援助職のためのカウンセリング(2024.7.1〜)2024年11月21日聞き手ファースト
- 普段使いのカウンセリング(2024.7.1〜)2024年11月20日騙されたと思って、5分だけ
- 援助職のためのカウンセリング(2024.7.1〜)2024年11月19日減り張りをつけて