上手くいかない時は

こんばんは。

日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

「徒然」

手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。

心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。

心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。

【今日の徒然】

「今日は調子が悪い」

そう思う日は、まあまあ有るものです。気分が乗らなかったり、やる気が起きなかったり、体の調子も整わなかったり。

そして、これが何日か続くと、点と点が繋がって、「調子の悪い時期」に入ってしまったと思うかもしれない。

その感覚は当たっているかもしれないし、勘違いかもしれない。

本当のことは、もっと時間が経ってみないとわからない。

厄介なのは「悪い」「駄目」な状態と自分が思ってしまうこと。

「思い込んでいる=目的地」なので、自分で好転を放棄してしまうことがあります。

そして、自分でそのことに気付かないから、知らぬ間にトンネルに入り込んでいることも・・・。

「大丈夫、何とかなる」

そう思うのが難しいのは、無理してそう思っているだけに、好転の兆しが見えてこないと「ほら、やっぱり駄目だ!」と思ってしまうから。

奮い立たせた分、期待した状況が訪れないと失望も大きくなってしまう。

だから、「上手くいかないな」という時ほど「根気」が求められるのでしょうね。

人生経験を積むほどに、そのようなトンネルは不可避に訪れてしまうと分かります。

さながら春を待つように「冬を耐え忍ぶもんだ」と割り切ることも重要です。

文句を言っても、大丈夫と言い聞かせても、前向きでいても、否定的でいても、どの道、いつかは好転は訪れます。

いつ好転するか分かっているなら、きっと何も気にせずに冬は冬なりに過ごそうと思うでしょうね。

未来は見えません。どう頑張っても見えません。

きっと見えないようにできているのでしょう。そして、もしそうなら、見えないなりに「今、どうやって過ごす?」と問われているように感じることがあります。

きっとそんな時ほど、その人の信念とか、底力とかが問われて、浮き彫りになるのでしょうね。

僕はきっと、ジタバタしながら、泥臭く模索する方かな。

もう少し賢く振る舞えたらと思うのだけれど、その泥臭さに愛着があるのです。

上手くいかない時の過ごし方。

そこにその人の人間性が凝縮されていると僕は思うのです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA