支援者の癒やされ体験
こんばんは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
「徒然」
手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。
心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。
心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。
【今日の徒然】
面接が立て続けだと、頭の中心にズンと来るような鈍痛のような疲労感が生じませんか?
特に初めてお会いする方だと、一から理解が始まるので特に集中を要します。
支援者も人間ですから「疲れるな〜」という場面は当然あります。
疲れるけれど、仕事だから、自分を奮い立たせて面接に臨みます。
対応に差があったら、クライエントに失礼ですから。
ある時、ちょっと疲れた状態で面接に臨みました。
自分の状態に注意を払う余裕もなく、ただただクライエントの話に集中しました。
面接を終えた時、なぜか心だけが軽くなっている状態になっておりました。どうしてだろう?
振り返ると、と〜っても穏やかに話すクライエントの口調に何故か僕が癒されていたことに気付きました。
僕との対話の中で、クライエントが喜んでくれたり、感謝の言葉を口にした場面があって、それが僕にはとても嬉しかったのだと気が付きました。
面接の終わりに、クライエントから、「お話できて良かった」と言ってもらえて、僕はとても嬉しかったことに気付きました。
当のクライエントさんは、元々がそのような性格と思われ、自然にそのように振る舞っていたのだと思います。
そして、その自然な振る舞いは支援者こそクライエントさんにすると良いものだと思います。小さな言葉、小さな振る舞い、それがどれほど相手を癒すことだろうか...。
支援者の側でありながら、「何だかたくさんのものをいただいてしまったな」と思いました。そして、大切なことを教わりました。
またそのクライエントさんとお会いできる時があったら、いただいたものを少し多めにしてお返ししたいと思いました。
支援しているようで、支援していただいていた。
与えているようで、与えられていた。
これも支援の醍醐味かな。これがあるから支援の世界はやめられません。
支援者の癒され体験というのも乙なものです。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
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