何気ない日常の幸福
こんばんは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
「徒然」
手持ち無沙汰とか
しんみりと物思いに耽るという意味。
心を落ち着かせるといろいろな言葉が思い浮かぶものです。
人生に対して、人間に対して、心に対して。
心を閑にして、思い浮かんだことを少しだけ、短文調にして。
【今日の徒然】
幸福の条件
幸福の条件って、何だろう。
夢、目標、健康、仕事(自己実現)、家族、友人、仲間、財産・・・
人の数だけ答えがありそうですね。
けれど、不思議なことに追い求めても、「これが幸福だ!」という手応えは、なかなか得られないような気がします。
むしろ、後になってから、あれが幸福だったなと、ふと気付いたり、思い出したりするような気がします。
僕は、子供がもう大きくなったのですが、妙に子供が小さかった時のことを思い出します。
思い出す事柄はたくさんあるけれど、子供が喜ぶお菓子を買ってきて、「買ってきたよ」と見せた時の満面の笑みや嬉しそうに食べる表情は、お腹じゃなくて心が満たされていたんだなと思います。
その時は何とも思わなかったけれど、あれが僕の幸福だったな、と思えます。
本当に、些細なこと、小さなこと。
「誰かが喜んでくれた」
「一緒に楽しんだ」
「美味しいものを食べた」
ふと思い出した時、ああ、とても嬉しかったんだなと自分の感情に気付きます。
その時に感じていた「良さ」もあるのだけれど、後からじわじわと噛み締めるように湧いてくる「追感情」が、本当に良かったのだと教えてくれます。
幸福感は、心の中に微かに立ち込める何かを感じ取れる「ゆとり」がある時に、ようやく感じ取れるのかもしれない。
だから、特別なことじゃなく、日常の一コマでも十分に満たされるってことかな。
投稿者プロフィール
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