読書の醍醐味
おはようございます。
今日は雑談です。
昔から、本を読むのは好きです。
いろいろな本が出てて、これ面白そうだなと目移りします。
本屋に行くと、特にそうです。
けれど、多読するほど、お金も時間もないから
一番はその本を紹介している「動画」か「書評」をネットで探します。
その上で、これは絶対に読みたいと思ったものを図書館で借ります。
すぐ買わないのは、本の衝動買いが癖になるから。
本棚を飾るのはあまり好まないのです。
物語も好きだし
エッセイも好きだし
仕事もののハウツーも好き。
そうそう多くはないけれど、繰り返し読みたくなる本は貴重です。
意味が深くて、すぐに理解できないもの
人生経験が追いついた時に、やっと理解できるもの
生き方に影響を与えるもの
こういう本は貴重です。
珠玉の「言葉」を愛好する質です。
良い言葉に触れていると、得した気分になり
嬉しくもなり、言葉に支えられもする。
この言葉を自分のものにして「消化したい」という欲求に駆られます。
だから、どんな種類の本でも「これ、いいな」と思った文章は
手帳によくメモします。
メモした内容を、時々見返します。
見返すたびに、なぜこれを書こうと思ったのかの気持ちが蘇ります。
ちょっとずつ味わって、味わい続けると
自分の人生経験と結びついて、腑に落ちるという感覚に至ることがあります。
ただの「情報」から「地肉」になる瞬間。
これがあるから、読書はやめられない。
世界は広いです。
自分一人が実際に行動して見聞きできる光景や
体験できる世界には限りがある。
古い時代、それも一千年以上も前とか
本で知れば、古い世界も新しい。
会ったこともない人と
今この場で対話したような気持ちになれたりする。
読書の醍醐味。
作者や言葉との対話。
書物の中の一文(言葉)がまるで人格を持っているかのように
強い主張を感じることもある。
この著者だったら
この主人公だったら
この言葉だったら
今、どんな行動をするかな。
今の自分はどんなふうに映るかな。
そんな関係性の質問、対話ができたりする。
まあ、読書にはいろんな楽しみ方があって
人それぞれで、もちろん良いと思います。
その上で、想像力をグンと働かせるのは
動画とかの実写ものじゃなくて
やはり「言葉」なのだろうと思う。
「言葉」を扱う仕事だから、余計に「言葉の力」を信じたいのです。
投稿者プロフィール
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