ゆるーい絆が良いみたい

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

今日は、「自殺が少ない地域」の記事を紹介します。

自殺“最”希少地域には「強い連帯」や「緊密な絆」がない

4年がかりで200人以上の住民にインタビューをし、3300人以上の住民にアンケート調査を実施。そこから、旧海部町の住民同士の間には「緊密な絆」がなく「隣人同士の付き合いが淡白で、人間関係が膠着しておらず、“ゆるやかな絆”が維持されている」と結論づけた。

(略)

「私の中での『強い絆』のイメージは、たとえば近所の足が悪い隣人に対して『毎朝、自分が代わりにゴミを出します』と働きかけるような、私生活を削りながら互いをサポートし合うイメージです。強い絆は集団を統率しやすい利点がありつつ、助けてもらえないとダメになってしまう依存関係や、助けてもらったんだから何か返さないといけないという力関係が生まれやすい側面があると思っています。それによってかえって弱みを見せづらくなったり、ブルーになったりする確率が高まる気がします」

引用:Yahoo!ニュース

個人的には、分かる気がすると思いました。

凝集性の高い集団・組織、地域は正直、僕は苦手です。

合わせないといけない!

そんな意識が働くからです。

助けてもらったんだから何か返さないといけない

いわゆる返報性の法則ですね。

自分に対して何かをしてくれた相手 にお返しをしたい(しなくては)と
思うようになる心理現象。

僕個人も、結構、この機制が働くかな。

けれど、窮屈で苦手なので
「放っておいてくださると、ありがたいです」と思っちゃう。

「強制力」
「突き動かされる力」

機能的な集団にしたければ、こういった仕組みも有効かもしれない。

けれど、ずっと、こんなんじゃあ、息が詰まります。

繋がりの肯定的な意味を強調したければと言い

繋がりの否定的な意味を強調したければ柵(しがらみ)と言い

物事には何事も、裏と表があるということですね。

何にしても、心が健康でいるのは、ゆるーい絆が良いみたいです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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