反抗期の振り返り

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室(青森県八戸市)です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

本日は、子育ての話を少々。

第二反抗期

おおよそ10歳から15歳の思春期に入る前後から始まり
20歳前後まで続くことが一般的です。
この期間は、子供が自分のアイデンティティを確立しようとする過程で、
親や大人の価値観に疑問を持ち、反発することが増えます。
(引用:仮定計画

このように言われます。

自分の実感としても、そうだったかも。

ただ、どんどん成長していくので
その時期の反抗の仕方も大きく変わってったように思います。

小学生まで

怒ってもせいぜい「フンッ」と子供らしい怒り方をして
見ていて、可愛いものでした。

時折、涙も見せたり...。
親と一緒に行動してくれるのも、主にはここまでだったような...。

中学生

「チッ」と舌打ちすることを覚え
よく不機嫌と、自分に構うな!の意思表示のために使われました。

親としては、小学生の頃の名残があるので
その延長で接すると、激しく反発されました。

「可愛くないな、でも、もう中学生か」

親としては寂しくなる頃。
時に激しい反発に、強く叱るべきか、そっとしておくか
とても悩ましい時期でした。

高校生

中学生の頃とも違い
ぐっと大人っぽくなる時期。

もう自分の世界が出来上がっているので
あまり「あれこれ」言っても仕方がない時期。

怒り方、反抗にも迫力が出てくる。
あからさまに「無視」されることが増える。

一度、あまりにも悪い態度を激しく叱ったら
心が痛いのか、必死に涙を堪えていたことがありました。

「ああ、怒りだけで、対応していたら駄目だな」
「必要以上に心を痛めつけてはいけない」

親としても、勉強になりました。

「何かあったら訊くんだぞ」の言葉は
覚えてくれていて、何かあれば向こうから
数は少ないけど、相談してくれたので
信頼関係はあったのかな。

大学生

完全に自分の社会が出来上がっているので
親のことなど眼中にありません。

連絡があるのは
お金と物が無い時かな。

それでも、親としてはちょっと嬉しかったりする。

もう自分の手は離れたんだな
そう思うと寂しくもあり、子離れの言葉が過りました。

大学生(就活期)から社会人

インターンを経験し始めてから
ちょっと関係性が変わりました。

仕事の現場の話をすると
親の働く大人の側面を見て
少し、尊敬の眼差しを感じている模様。

素直に訊かれれば
こちらも大人の助言をいろいろしたくなる。

これがちょっと嬉しい。

そして、ああ、本当に巣立つ時、と思う。

これまでの歩みが走馬灯のように思い巡る。
個人的には幼児期のことばかり、何故か思い出します。

漫画バガボンドで金巻自斎が小次郎を送り出した場面。
知っている人に伝わるかな。

子供の反抗期。

注意すべきか、そっとしておくべきか。
とっても判断が難しい。

子供に対する観察眼が培われる時かも。
会話の数は減ったとしても、子供を思っている時が増える時かも。

親として試される時かな。
「何なんだ一体!」と思うことはたくさんありました。

それ自体に互いに意味があったと思います。

その時には、意味がわからなくても
大きくなった我が子を見ると、あの一つ一つの積み重ねに意味があったと
そう感じることが多々あるのです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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