リーダー・マネージャーを支える
こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。
支援者のミカタ・カウンセリングでは、僕がそうだったように、援助職等で人を支援する立場の心の痛みや悩み事を話せるカウンセリングを行っております。
もう一つ、同じく僕がそうだったように、リーダーやマネージャーの方が、その悩みを話せるカウンセリングを行っております。
なかなか、同業者の前では話しにくいものです。
なぜならば、「自分より優秀な人ばかりで」と思って気後れするからです。また、聞いてもらいたいだけなのに「指導」や「説教」をされて、却って辛くなるからです。
これは、「支援者」であっても「リーダー・マネージャー」であっても同じようなものだと思います。
もちろん、同じような立場で受容的に話せる相手がいるに越したことはありません。ただ、なかなかちょうど良い相手を探すのも大変だったりします。
全く立場を理解しないよりは「知っている人」、自分の立場に対して「利害関係のない人」の方が安心して話せるのではないでしょうか。
「あのね・・・」と自由に本音を吐露できる支援者のミカタ(味方)・カウンセリングを宜しければご利用ください。
リーダーやマネージャーになると決まった日から、どうやったら良きリーダーやマネージャーになれるのかと悩み始めます。
理論的な話は、今時、たくさんの図書があっていくらでも学べます。
ただ、今の自分、実践との乖離が多くて、思うようにならなくて悩むのが常ではないかと思います。
例えば、僕がソーシャルワーカーとして、理論と実践がようやく頭の中で繋がって、ある程度は再現できるようになったかなと思うまでには、年単位で時間がかかりました。
それを踏まえると、リーダーやマネージャーもある人突然、リーダーやマネージャーにとして十分に実践できる訳ではないと僕は思います。
頭の中に思い描き、知識としてあるリーダー・マネージャー像を、行動化できる(体現する)には、時間をかけた試行錯誤が不可欠だと思います。
ところで、こちらの東洋経済オンラインの記事『リーダーが必ずしも「優秀である」必要がない理由』は、良記事だと思いました。
基本的、目指すべきリーダー・マネージャー像が分かりやすく書かれていると思います。
題名のみ、引用します。
最も優秀である必要はない
「マネジメント」で結果を出すべき
ネガティブ発言の百害
正しいことをしていれば嫌われない
「暇であること」をめざす
東洋経済オンラインの記事『リーダーが必ずしも「優秀である」必要がない理由』
個人的には、僕自身も学んだ内容でもあり、実際にリーダー・マネージャーをやってみて、そのとおりだと思います。
初期段階はこれを押さえておけば間違いないかと思います。
その上で、「知っている」のと「実践できる」は別物であることは強調しておきます。知っただけで実践できるならば苦労はしません。
一般的に、日本の社会でリーダー・マネージャーに抜擢される方は、プレイヤーとして優秀である方がほとんどだと思います。しかしながら、プレイヤーとマネージャーは全くの別物なので、一からやり直すつもりで考え方を再構成していく必要があります。
僕も、マネージャーなのに、ついついプレイヤーの背中を見せれば良いのだと勘違いして、何度も失敗しました。分かっていたはずでも、ついつい慣れ親しんだ行動をとるのも人の常だと思います。
こういった習慣を改め、新しい知識を基に新しい行動を獲得していくのは実は容易ではありません。自分で言うのもなんですが、こういった苦労はあまり語られないのではないかと思います。
何事もそうですが、熟練者となるには時間がかかります。
「ローマは一日にして成らず」
「千里の道も一歩から」
「継続は力なり」
そうは言っても、現場は常にせっかちで、直ぐに成果を求めたがります。当事者自身もそうかもしれません。
上手くいかないと悩むのは必然だと思います。
それでも敢えて、ゆっくり、じっくり、リーダー・マネージャーとしての自分を育てるしかありません。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。
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