マネージャーは支援者

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

不思議なもので、組織を離れるほどに、組織のことを考えたり、思い返すことが増えた気がします。

「あの時の出来事の意味は何だったのか」
「あの時、どうすれば良かったのか」
「もし同じ場面が訪れたら、どう対処するべきか」

悪い意味で考えが循環しているのではなく、前向きな行為として、時間をかけた「咀嚼」です。

仕事に限らずなのですが、ふと過去のことが思い出される時は、新しい気付き(意味付け)を得たり、解釈を更新したりと、「咀嚼」が進んだ時です。

僕は、じわじわ考えるのが好きなので、よくこの「経験の咀嚼」を行います。

そして、今でも、過去の自分を振り返り、管理職、マネジメントがどうあると良いのかをよく考えます。

そうしたら、ふと、このような投稿を見つけました。

この投稿を引用しているたくさんの方が、保育以外の他分野以外にも拘らず、自分の領域でも「同じだ」と言っておりました。

僕も例にもれず、僕の所(医療機関、医療ソーシャルワーカー)でも同じだと思いました。自分の性質からも、牽引型リーダーシップよりも「支える型リーダーシップ」の方が合うと当時から思っておりましたが、このように図示していただけると、とても分かりやすいです。

あの時、自分が思い描いていたものはこうだったのだと、自分でもよく分かりました。

そして、改めて思うのです。マネージャー、リーダーは「支援者」のようなものだと。

基本的に、リーダーやマネージャーは現場には出ません。

現場にいないからこそ、俯瞰して見れることも強みですが、離れているが故に分からないことが増えるのも事実です。駒のように現場職員を動かして正の解を得られるとは到底思えません。

現場職員は「手(現場の業務遂行)」であり、「目・耳(察知する)」です。彼らをよく知り、彼らから情報を得て、リーダーやマネージャーが俯瞰して客観視しつつ、彼らが最適に動けるようにすれば、自ずと顧客(クライエント)にも良きサービスを提供できるのだと思います。

もちろん、時には上位下達の指示も必要です。それでも、「支える型」がもっとあって然るべきだと思います。

ソーシャルワーカー部門なら、ソーシャルワーカーたちをソーシャルワークしていく感じです。

職能団体でも同じだと思います。研鑽、会員間のネットワーキング、ソーシャルワーカー地位向上、地域の医療福祉への貢献はミクロ・メゾ・マクロのソーシャルワークそのものです。

もし時が戻るなら、そう言った前提でもっと学び、もっと行動して見たかったと思います(ただし、これは決して後悔ではありません)。

ソーシャルワーク実践では、クライエントが何を望み、何を嫌い、どんな力を持っているか等をソーシャルワーカーは尋ねます(アセスメント)。

必要なことはクライエントが知っており、だからこそクライエントに教わります。

管理職のマネージメントも同じで、現場職員がたくさんのことを教えてくれるはずです。そこにたくさんの解決や向上の手がかりがあります。

部署の人々を支援できる喜びと楽しさ、それでクライエントの貢献する喜びと楽しさ。そういったものがたくさんあり、僕の実践の中にもあったはずです。それが綺麗事だったとしても、その希望があることは忘れてはならないのだと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。