業務に役立つ線引き

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

今日は法律の話をいたします。

職場のウォーターサーバーから水筒に水をうつして毎日2L近く持ち帰っています。「給与から引く」と言われてしまったのですが、払う必要はありますか?

こんな記事がYahoo!ニュースに出ておりました。

題名を見ながら、ちょっと考える僕。

会社が従業員のために用意したウォーターサーバーなのだから、職場で飲むのが普通かな....。

一回や二回、持って帰るくらいなら、片目をつぶれるけど「毎日二リットル」だと、あっというまにサーバーが空になりそうで、管理者からすれば看過できないか...。

自分が上司だったら何と言えば良いのだろうか....。「ちょっとくらい、いいじゃない、ケチ」と言われたら、何と返すのが妥当なのだろうか。本人の気持ちに寄り添う筋合いでもないけれど、目くじらを立てると業務上の関係にも影響しそうで、正直面倒なだな...。

などと、現実的な想像をしてしまいました。

こんな時、冷静な法的思考が役に立ちます。

■ウォーターサーバーの所有権は会社にある

そのため会社に所属しているからといって、会社のものを持ち帰っていいわけではありません。備品の持ち帰りに関してなんらかの規定が定められているなら問題ありませんが、特に記載がない場合は会社の許可が必要です。

■業務上横領罪に問われる可能性も

基本的に会社のものは、許可なく持ち帰ると罪や処罰が下される可能性があると覚えておきましょう。

■民事上は損害賠償の請求が正しい

■上司も責任を問われる可能性がある

Yahoo!ニュース

上記は概要を抜粋引用したものです。

使用させてもらっていても、所有権は会社にあるので、水も含めて備品関係は勝手に持ち帰って良い訳ではないようです。

「そりゃ、そうだ」と納得しました。

そして、上司も責任を問われる可能性があるので、上手く対応しなければなりません。

そう言えば、私用のスマホを職場で充電するのはアリか、気になったことがありました。

上記の知識を踏まえれば、業務で使用する訳でないのであれば、私用スマホは充電しないのが正しい筋合いだと思います。

「その位、いいじゃないか」との気持ちも無いでもないですが、線引きとしては、電気もまた費用を払うのは会社であることを考えると、やはり弁えるのが筋だと思います。

意外と、「ちょっとくらい」から、ずるずるとけじめがなくなるので注意が必要です。

小さいことにきっちりしてこそ、秩序は維持できます。

まさに「蟻の穴から堤も崩れる」のとおり。

現役の内に、こういったことをもっと勉強しておけば良かったと思います。

もっとも、当時は余裕がなかったかもしれません。退いたからこそ、余裕を持って見つめられる側面もあります。

何かしら、現役の方にお役に立てれば幸いです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。