しなやかに、ながらえる

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

今日の八戸市は、扇風機を「強」にしたかのような暴風です。

畑など、土が剥き出しの所は黄色い砂や土が、風の姿をあらわしております。

窓を開けておくと、家の中の窓枠や床が砂・土ほこりだらけになるので要注意。

ところで、今年の冬の大雪では、枝に雪が積もり、折れた木々がたくさんありました。

そして、今日の強風でも折れた大きめの枝を目撃しました。その位に風が強いのです。

大きくて、葉が茂り、面積が大きい枝ほど風が直撃します。

大きい木だから、頑丈でどっしりしているかと言えば決してそうではなく、却って危険な場合もあるようです。

むしろ、小さな木、枝も小柄な方が、うまく風を逃し、いなしている。

しなやか。

弾力があって、柔らかに曲がる、の意味。

必ずしも、堅固なほどに固くない方が、結果的に丈夫なこともあります。

「柳に風」とも言ったりします。

柳が風になびくように、逆らわずに穏やかにあしらう意味です。

柳は、柔らかく、固さはなくても、上手く風を逃し、枝が折れることはそうそうは無いのだと思います。

人間もそうかもしれません。

ただ、大きく、強く固く構えたままでは、思わぬ風に苦戦するかもしれません。

力が強く大きいが故に、風をまともに受けてしまいます。

しかし、小さくても、柔軟であれば、風をまともに相手にせず、上手くいなすことでしょう。

風に抵抗せず、むしろ、風を泳ぐようにすれば、被害は最小限で済む。

そんなこともあるかもしれない。

強風に日に、強風から、そんなことを学んだ気がします。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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