メンタル武装

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

メンタルヘルスの知識として、また、応用するための材料として良書、良動画がありましたのでご紹介します。

【要約】とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?【下園 壮太】ー フェルミ漫画大学

個人的に共感した点を書いていきます。

  • すぐに挫けない粘り強さがあるから、限界の限界まで頑張りすぎてしまう(1分6秒〜)
  • 人と1日ずーっと一緒にいると疲れてしまって、その後、2、3日は誰にも会いたくなくなる。というのは、相手の考え方が自分の中に入ってくるからだ(2分18秒〜)
  • 頑張るっていうのは借金をすることと同じだ(4分40秒〜)
  • 心が疲れる前に、体が疲れている(5分42秒〜)
  • 会社ではなく、まず自分を守れ(8分45秒〜)
  • 最高の休日とは、生産性0の1日のことなのだ(11分19秒〜)
  • 断り慣れることだ(14分17秒〜)
1、すぐに挫けない粘り強さがあるから、限界の限界まで頑張りすぎてしまう

まるで、以前の自分のことを言い当てられているように感じました。

忍耐力や粘り強さを間違って使うと、このようになります。

限界の限界まで頑張って、報われなくなって、心が折れた時の辛さと言ったら・・・。発狂する気力も無くなります。

2、人と1日ずーっと一緒にいると疲れてしまって、その後、2、3日は誰にも会いたくなくなる。というのは、相手の考え方が自分の中に入ってくるからだ

これは内向型の「あるある」ですね。

相手の考え方が自分の中に入ってくるという感覚も、とてもよく分かります。だから、悪口の類に触れると、汚染された空気や水の中にいるかのように、あっという間に心が衰弱します。

決して、人間嫌いなのではなくて、感受の仕組みと性質の故です。

3、頑張るっていうのは借金をすることと同じだ

「頑張り」とは、生命エネルギーの放出に等しいと思います。

出しっ放しはあり得ません。むしろ、直ぐに尽きてしまうものだと思います。まさに、お金のようなもの。

放出した分は補給しなければなりません。「無限」は有り得ません。

4、心が疲れる前に、体が疲れている

これも過去記事で結構触れましたが、僕の場合は、昔はよく腰痛症状が出ました。

自己観察すると、心の負荷と相関があるように思います。

大概、「まだまだやれるはずなのに」と過信するのですが、それが仇になるのです。

5、会社ではなく、まず自分を守れ

僕が新人の頃、職場のおばちゃんたちが、このことをよく言っておりました。

内心、仕事は頑張って当然と反発していたのですが、今となってはそのとおりとしか思えません。

体は一つしかありません。それも一生ものです。どうして自分を壊して良いでしょうか。会社も大事ですが、会社を支える人はたくさんおります。しかし、あなたは、一人だけです。

6、最高の休日とは、生産性0の1日のことなのだ

どうしても、有意義にしてしまいたい欲求に駆られるものです。

しかし、生産性に拘ったら、休日も仕事をしているようなものですよね。

「土日は寝て過ごす」は、それほど消耗しているからであり、必要なことなのかも知れませんね。

7、断り慣れることだ

「体に良くないので、断ります」と、何度か言ったことがあります。

相手の目が点になっておりましたが。

要は引き受けることで奪われる時間と心身の体力を総合的に考えると、間違いなく体調を崩すと思ったので、僕は本気で答えたのですが。

理論武装という言葉がありますが、メンタルヘルスにおいても、知識が不足するのは損失でしかないと思います。

情報弱者という言葉がありますが、メンタルヘルスの知識が不足すると、身を守る術を知らずに弱者になりかねません。

あなたも、この動画から学んで、武装してみませんか。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。