犬のしっぽの理論
こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリング 中田雅也です。
変な題名ですが、僕の勝手な造語ですので悪しからず。
犬が、自分のしっぽをみて、ぐるぐる追いかけ回す光景がありますよね。
可愛らしい。と見るか。
ばかだな、と見るか。
病気の場合もあるそうですね。
取り敢えず、他愛のない行為と捉えます。
犬は自分のしっぽを、自分のものだと理解していない。
だから、自分以外の何かだと思って、追いかけ回す。
追いかけ回すほどに、追いつけない。
頑張って追いかけ回すほどに、徒労に終わる。
その内、疲れて追いかけるのをやめる。
まるで、しっぽのことなど忘れたかのように。
その内、犬は前を向いて歩き始める。
もう、しっぽのことなど覚えていない。
それにもかかわらず、しっぽは黙ってでも、付いてくる。
それはそうだ。自分のしっぽなのだから。
追いかけ回さずとも、進めば付いてくる。
それも後ろから。
隣の芝は青く見えると言います。
自分の所の芝だって、捨てたものではないのに。
隣の芝、すなわち他人を見ている内は自分の良さに気づけない。
人は簡単に、自分ではなく他人をうらやましがり、安易に他人になりたがる。
でも、自分の道を歩けば、自ずと自分の力、良さが磨かれる。
それは、隣の芝を見て、ぐずぐず言っている時には得られないもの。
ただただ、自分の道、自分の為すべきことに取り組んで、専心すれば、自分だって一角になれている。
大事なのは、前に進み、励むことではないかと思う。
隣など気にしている暇はない。自分の前を気にしていればいい。
そうすれば、結果は後から付いてくるものだ。
それはうらやんだ隣の芝よりもずっと良くて、それは自分に属するものなのだ。
「犬が自分のしっぽを追う」みたいなことは、意外と人もやっているのかも入れない。
だから、黙って前に進めばいいのだ。欲しがったものは、あるいは欲しがった以上のものに形を変えて、付いてくるかもいしれないのだから。
投稿者プロフィール
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