言葉にしきれない感覚
こんばんは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリング 中田雅也です。
今日は、無事にカウンセリング室の駐車場の雪はきも完了しました。どこもかしこも、除雪の雪が積もり、高い雪の壁ができております。
各々、平常運転で生活ができますように。
今日は、こちらのSNSをご紹介します。
直感とは、不思議な道標だと思います。
直感なんて当てにならないよ、という考えの人もいるかもしれません。
されど、直感が何かしらのことを示している以上、気にもなったりします。
僕も、何だかんだ直感を重視する方です。
カウンセリングでも、「その時、どう思ったか」「その判断の理由は何でしょうか」と、瞬時に脳裏を過った感覚や考えに対して、敢えて言語化していただくべく尋ねることがあります。
瞬時にしている判断や感覚は、普段、言葉にしないので、なかなか説明するのが難しいと思います。
ところで、「暗黙知」と言う言葉があります。
暗黙知(あんもくち、英: Tacit knowledge)とは、経験的に使っている知識だが簡単に言葉で説明できない知識のことで、経験知と身体知の中に含まれている概念。例えば微細な音の聞き分け方、覚えた顔を見分ける時に何をしているかなど。マイケル・ポランニーが命名。経験知ともいう。 暗黙知に対するのは、言葉で説明できる形式知。暗黙知としての身体動作は説明しにくいが、経験知では認識の過程を言葉で表すことができる。
ウィキペディア
人に対する判断でも、直感が働いて、一見良さそうに見えても、何か引っかかる、と言うことがあります。
そんな時は、その人にとっての暗黙知が働いているのだと僕は思います。
個人的にも、意外と当たると感じます。
直感も全く根拠がないとも言えず、上手く言語化して引き出せていないだけで、その人にとっての経験知から導き出せる何かがあるのだと思います。
もっとも、都合良く引き出せる訳でもなく、直感が期待したように機能しないことがあります。
そんな時は、もしかすると未経験、または、経験値が少ない故に暗黙値が働かないのかもしれません。
そんな時は、理性的に考えて判断して、その判断の結果が妥当であったか、後で検証すれば良いだけだと思います。
それが、新たな経験値の積み重ねとなり、経験知として、自分の中に新たな暗黙知を形成していくことでしょう。
あくまでその人にとっての大事なことを示してくれると言う意味において、その人には非常に有効で有益なのが直感だと思います。
自分の直感が妥当か否かは、思い切って試してみるか、なぜそう感じるのかを自分に問うてみるのも良いと思います。
そんな自分との対話も楽しいひと時だと思います。
きっとたくさんの暗黙値があなたの中に眠っているのでしょうか、飽きの無い作業になるかもしれません。

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