内向型だからこそ身につけたいエネルギーマネジメントスキル

内向型あるある

内向型は、一般的に人前で話すのが苦手です。
僕も、若い頃は苦手で、人前で話すのは嫌でした。
ただ、経験を積むと、自分の性質との付き合い方がだんだんと分かってきます。

いわゆるプレゼンを任されると憂うつになる

今度、九十分の研修講師を合計十回分打診されたけど・・・。できればやりたくない。

人前で話すと、ものすごく疲れるから嫌だ。けど、仕事だし・・・。

きっと、こんな風に思う方は、内向型ではなくてもいると思います。

内向型にとっては、これに加えて、打診の段階で激しい緊張や鼓動が高鳴ることがあります。
考えすぎと言ってしまえばそれまで。良くも悪くも、『先取り能力』に長けているので、既に「やっている」かのような臨場感を味わっていたりします。

大雑把な事を言ってしまえば、その先取り能力を活かして、「どんな場面に遭遇したら怖いのか」を考えて、それに対して準備すると良いと思います。

僕が怖かったのは、「時間が早く終わってしまって、持たなかったらどうしよう。」「話が受けなかったら、どうしよう。」です。

①実際、研修の規定上、早く終わったとしても、残り何分までが許容範囲なのかを依頼元に確認する。

②資料を元に、小ネタを挟める余地のある所を適宜、選定して、使っても使わなくても、話題提供の題材を用意する。

③受講者は、どんな属性(年齢、性別、職種、経験年数、所属機関等)なのか、どういった所に関心があるのかを事前に依頼元に聞く。

こんなことを僕は聞いたりしました。

内向型のエネルギー切れ

内向型の人は、人の雰囲気を敏感に感じとります。
その感受(センサー)度合いが高いがために、それによって疲労します。
さながら、スマホを電波圏外の場所で使い続けるように。あっという間に電池残量が減ってきますよね。

僕は二百人台の受講者を前に講師をした時は、冗談抜きに、干からびそうな位に消耗しました。
緊張はしていても、意外と、二百人の受講者の表情や雰囲気は、目の端で捕らえていたりします。
退屈そうだったり、眠そうにされると、少なからず傷つきます。

「やばい、何か、興味を惹くような事を言わなければ」

そう思うと、余計に焦るとともに、体力の消耗が激しくなります。

ちょっと、例えとして、以下の動画を紹介します。
三分五十二秒から五分くらいまでご覧ください。

お笑い芸人「オリエンタルラジオ」の「中田敦彦氏」と「パーフェクトヒューマン」を題材に、同じくお笑い芸人のキングコングが話をしている動画です。

曰く、中田敦彦氏は、元は、根が暗い。
曰く、彼の芸風は「憑依芸」である。
曰く、界王拳を使っているようなものだ。

これ、個人的にはすごく共感できます。
僕も、人前で話す時は、素のままでいると、大人しすぎるので、いつもより少し気分の調子を上げて話します。と、言うより、自ずとそうなってしまいます。
だから、「憑依」と聞くと、僕も講師を演じきっている側面があるので、「ああ、あの感覚か」と共感してしまいます。

そして、ここが肝心。
ドラゴンボールの界王拳に例えて、普段の何倍もの力を一時的に増幅して「パーフェクトヒューマン(歌・踊り)」をやっていると言っております。

知らない方に向けて、こんな感じです。

界王拳には、通常の界王拳の他に、「◯倍」という、通常の倍以上に力を増幅する型があります。但し、その分、体にものすごく負担がかかり、動くこともままならなくなります

一体、何の話をしているのだと突っ込まれそうですが、実際、無理して大勢の前で話し続ける時とは、本当にこんな感じです。

これをやれる人もいれば、そうではない人もおります。やれることが、問題となる場合もあります。要は、自身の制御の仕方が分からなくて、無理しすぎて、エネルギー切れを起こすことがあります。

ちなみに僕は、界王拳のように、一時的に力を増幅して頑張りすぎて、翌日に異常な倦怠感に襲われる、知恵熱のような微熱が続くことを経験しました。

結論ですが、無理のしすぎは、基本的には、できる限りしない方が良いです。
無理をするなら、無理を自覚して、無理できる範囲を自分でしっかりと制御しましょう。そうでないと心身に支障をきたします。界王拳と一緒です。(使ったことはありませんが)

エネルギーマネジメントスキル

内向型と一口に言っても、その中でも各々の性質は異なり、あなたは唯一無二です。

自分を上手く知り、上手く活かすのが最善です。

内向型のエネルギーマネジメントスキル

  • 自分の内向型の性質をまず知ること
  • 人前で話す時、何を心配しているかを明らかに(言語化)して、事前に不安の芽は摘む
  • 自分の精神的な体力がどのくらいかを知る(比較的、難易度の低い場で予行演習をしてみる)
  • 普段の自分以上の自分を表現する時は、無理しすぎないこと
  • 特に、界王拳のような著しい力の増幅と放出を行う場合は、無理する範囲を限定し、できれば直後に予定も入れないで速やかに休息を取る

上記が、僕の考える内向型のエネルギーマネジメントスキル(資源管理能力)です。
共通する部分、そうではない部分があると思いますが、最適な自分の使い方があるはずなので、それを見出だしていくと良いと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。