大丈夫の所作
不安に駆られたり、強い刺激を受けると、自分が、いつもの自分ではなくなる感覚を覚えるかもしれません。
いつもの、良い状態でもないけれど、悪くもない状態にどうやったら戻せるのか。そう思うこともあるかもしれません。
自分を見失う、とは、話に聞くが、いざ自分がそうなると「これがそうなのか」とその苦しさに驚くこともあります。
そんな時は、自分のいつも通りの所作(ルーティン)を思い出すと良いかもしれません。
いつもの起きる時間に起きる。
朝起きてから、いつものように(例えば)歯磨きをする、コーヒーを飲む。
自分が長く来ている、生活が染み付いた衣服を着る。
頻繁に読んでいる本やサイトを見る。
日課の散歩をする、走る。
毎日、何かの勉強をしているなら、同じように今日もする。
・・・やっていく中で、繰り返す中で徐々に落ち着くことを願って。
「いつもどうしていたか」は、思い出さなくても、体が覚えています。
慣れたいつもの所作をすれば、普段通りの自分の感覚を取り戻すかもしれません。
そして、自分が落ち着く所作があれば、意識してそれを行うと良いでしょう。
意識的に、無意識的に、自分が好むこと、そうではないことがあるはずで、自分に負荷をかけずに、自分を保っていられる所作を見出だしていきましょう。
今日も、明日も、あなたが自身を保っていられるように。
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- 結い心理相談室
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