弱音を言う訓練があってもいい
僕自身もそうだが、僕の周りにもいます。
弱音を言うのが苦手な人が。
自分と同じような他人を見ると、よく分かります。「弱音を吐かないことの弊害」が意外に大きいことを。
周りも、貴方が辛い思いを抱えて生きることを望んでおりません。
もっと、気楽に、自分と一緒にこれからも居て欲しいときっと思っているはず。
きっと、周りの人も、貴方の力になりたいと思っている。
だけれど、何も言わなければ、力の貸しようもなく、余計なお世話と思われないかを気にしていたりする。
「辛いよ」
「苦しいよ」
そういう言葉を聞くと、「大変だったね、よく言ってくれたね、ありがとう」と言いたくなります。
きっと、弱音を言わないというやり方が、困難を突破するやり方だと思っていたのかもしれない。
もしくは、単純に、どう表出して良いのか分からないでいたのかもしれない。
上記のSNS投稿もよく分かります。
「大丈夫」と平気を装うことが、その人の生存戦略となっている。
どう弱音を言って良いか分からないから、「大丈夫」と答えるしかない。
業務じゃないけれど
「報告・連絡・相談」は大事で、本当はその逆の「相談・連絡・報告」が望ましい。
相談するにも勇気が要る。
弱音を吐くにも勇気が要る。
そう言う人が少なからずいることをしっかりと覚えていようと思う。
そして、少しずつ話すことから、始めてみませんか。
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