いい感じだべ
こんばんは。
電話も含め、オンラインのすごい所は距離を超えて繋がる所。
一昔前では考えられなかった繋がり方。
僕は日本の東の端ですが、例えば西の端の方と話をしていると不思議な気がします。
自分が、方言ではなく共通語を話しているつもりでも
僕の言葉の抑揚から、「やはり東北の人だね」と言われます。
「分かりますか」と聞くと「それは、分かりますよ〜」と微笑まれてしまいました。
逆に、僕も相手の言葉遣いから、相手の地域の方言を聞き取れると何とも言えない安心感を覚えます。
おそらくですが、その人の生きてきた背景が垣間見えるからだと思います。
『言葉は国の手形』という言葉があって
言葉の訛りは通行手形のように、その人の生まれ育った場所を示すという意味ですが
年齢を問わず、その人の構成要素が感じられます。

地方では特に年配者と話す時
方言で話した方が、ぐっと距離を縮められます。
上手く方言で話せなくても、「まだ○○弁が上手く話せなくて」と言った方が好印象を持たれます。
方言=地域という共通項の上に立っていることの効果は甚だ大きいです。
方言は、御国言葉で、歴史があって、味もあって、いい感じです。
南部弁なら『いい感じだべ』
山形弁なら『いい感ずだべ』
自分や相手の素性が分かると、何だか安心します。
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