田んぼアートの視点

こんにちは。

田んぼアートというものがあります。

本当に良く出来ております。

品種の違う稲を使い分けているそうで、田植えの時には既に計算し尽くして

穂が実る頃に全体像が明らかになります。

ちなみに「青天の霹靂」とは青森の米の銘柄です。

「青天の霹靂」の慣用句としての意味は「突然の大事件」。

何でこんな名前・・・?と思って妙に印象に残ってしまいます。

実際にはこんな由来だそうです。

青天の「青」は青森の青、「天」は遥かに広がる空。「霹靂」は稲妻。稲に寄りそい米を実らせます。

青森の晴れわたった空に、突如として現れる「稲妻」のような鮮烈な存在となって欲しい、青森米を牽引して欲しいとの願いが込められています。

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さておき、田んぼアートは離れて見ないと実態が分かりません。

至近距離で見たら、この色違いは何だろうと混乱しそうですね。

近くで見て、意味がわからなくても、離れて見れば分かる。

こういうことは、人生の中でも間々あります。

離れて見れば分かること。

僕はサラリーマンを辞めて、『何であんなにどうでもいいことで悩んでいたのだろう』と思うことがたくさんあります。

主には人間関係ですが。

「あんなに人に嫌われることを恐れなくても良かったのに」

目先の人の顔色しか見えておりませんでしたが、離れてみるとただ臆病なだけだったかもしれません。

薄々分かっていたけれど、組織を離れてそのことがよく分かりました。

「自分は本当はどうしたかったのか」「組織のためにどう振る舞うと最善だったか」をもっと考えられていたら。

そんな視点をもっと持てていたら、行動できたら、違った未来が訪れていただろうか。

そう思わなくもありません。

さっきの「青天の霹靂」も、慣用句としての意味と

言葉を分解して、青森の意味を込めて、新しい言葉と成すとは、なかなか斬新な発想です。

見る位置を変えるとこんなことも出来てしまう。

最初から、いろんな見方ができると、行動の応用の幅が広がるのは間違いなさそうです。

近くからだけでなく、遠くから、いろんな位置で物事を見ると良さそうですね。

位置によっては田んぼアートのように、思いもしない絵図が見つけられるかもしれない。

このことは、いろんなことに応用できそうです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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