田んぼアートの視点
こんにちは。
田んぼアートというものがあります。
![](https://i0.wp.com/yfs-soudan.com/wp-content/uploads/2023/07/4460335_s.jpg?resize=640%2C359&ssl=1)
本当に良く出来ております。
品種の違う稲を使い分けているそうで、田植えの時には既に計算し尽くして
穂が実る頃に全体像が明らかになります。
ちなみに「青天の霹靂」とは青森の米の銘柄です。
「青天の霹靂」の慣用句としての意味は「突然の大事件」。
何でこんな名前・・・?と思って妙に印象に残ってしまいます。
実際にはこんな由来だそうです。
青天の「青」は青森の青、「天」は遥かに広がる空。「霹靂」は稲妻。稲に寄りそい米を実らせます。
青森の晴れわたった空に、突如として現れる「稲妻」のような鮮烈な存在となって欲しい、青森米を牽引して欲しいとの願いが込められています。
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さておき、田んぼアートは離れて見ないと実態が分かりません。
至近距離で見たら、この色違いは何だろうと混乱しそうですね。
近くで見て、意味がわからなくても、離れて見れば分かる。
こういうことは、人生の中でも間々あります。
離れて見れば分かること。
僕はサラリーマンを辞めて、『何であんなにどうでもいいことで悩んでいたのだろう』と思うことがたくさんあります。
主には人間関係ですが。
「あんなに人に嫌われることを恐れなくても良かったのに」
目先の人の顔色しか見えておりませんでしたが、離れてみるとただ臆病なだけだったかもしれません。
薄々分かっていたけれど、組織を離れてそのことがよく分かりました。
「自分は本当はどうしたかったのか」「組織のためにどう振る舞うと最善だったか」をもっと考えられていたら。
そんな視点をもっと持てていたら、行動できたら、違った未来が訪れていただろうか。
そう思わなくもありません。
さっきの「青天の霹靂」も、慣用句としての意味と
言葉を分解して、青森の意味を込めて、新しい言葉と成すとは、なかなか斬新な発想です。
見る位置を変えるとこんなことも出来てしまう。
最初から、いろんな見方ができると、行動の応用の幅が広がるのは間違いなさそうです。
近くからだけでなく、遠くから、いろんな位置で物事を見ると良さそうですね。
位置によっては田んぼアートのように、思いもしない絵図が見つけられるかもしれない。
このことは、いろんなことに応用できそうです。
投稿者プロフィール
![中田 雅也](https://i0.wp.com/yfs-soudan.com/wp-content/uploads/2024/01/8535d03b069ec160870354a44a287ba5.jpeg?resize=150%2C150&ssl=1)
- 結い心理相談室
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