職場のメンタルヘルス
こんにちは。
勤めている方にとっては、一日のうち、八時間前後を過ごすことになる職場の環境は、自身の健康に大きな影響を及ぼします。
今回、こちらの記事(ライフハッカー)に載っていた『メンタルに悪影響を及ぼす「ブラックな職場」の特徴』の五つの項目が分かりやすかったのでご紹介します。
内容的にはどれもその通りと思う内容ばかりです。
1. 自身の権力と力の誇示に必死な上司・先輩がいる
自分の肩書きや立ち位置、経験を誇る人は偶にお見かけします。見ていて、見苦しくもあり、痛々しくもあり、一緒に働いているとエネルギーを吸い取られるような疲労感があります。
力の使い所、向ける方向性は正しくあるべきです。
2. 職場や現状に対する「あきらめ」がある
年齢を重ねるほどに、このような傾向を持つ人が増えると個人的には感じます。
『どうせ○○だから』『言ったって変わらないから』という目上の方の言葉ほど、若手の意欲を削ぐものはありません。
容易では無い課題があるのは組織の常です。その上で、どう向き合って解決していくかが大事です。
直ぐに解決することが無理なら、中長期的にどう解決に向けて動くかの道筋を共有できるだけでも心は軽くなります。
3. 陰口・噂好きな人が影響力を持っている
言わずもがな、雰囲気を悪くし、仕事に対する動機づけを著しく下げる要因にもなります。
安心して相談もできない環境を作ってしまうのは職場の運営上、もっとも良くありません。
人間関係の礼儀(マナー)を大切にし、信頼関係を作るためにはどうすると良いかを第一に考えれば、どうあるべきかは自ずと分かることです。
職場の秩序が保たれること、ひいては職場の社会正義が維持されることは大事なことです。
4. フィードバックが個人攻撃になっている
昔も今も、このような個人攻撃により、どれほど多くの躓きもたらされたことでしょうか。
その人の行動、その人の存在は別物であり、分けて考える必要があります。指導としてのフィードバックはあくまで『改善』に向かうものであることは忘れてはなりません。
また、個人攻撃のフィードバックを受けて若手時代を過ごした人ほど、同じような行為をする傾向があるように個人的には感じます。指導する関係においても『尊厳』は守られなければなりません。
5. 情報の周知が十分になされない
集団で業務にあたる以上、業務遂行の前提となる情報が共有されなければ、期待した成果が出ないのは言うまでもありません。
情報は命であり、情報の周知がされない状況は「無知」を作り、むしろ悪い結果をもたらすだけです。
たったそれだけでも認識されれば、避けられる事態のはずです。
人は環境に大きく影響を受けます。
池の水が汚れていたら、魚は弱ってしまいます。汚れた池の水に適応しようとするのでは無く、汚れた水を綺麗にするか、綺麗な池の環境に移行することを考えるべきです。
無責任に職場を変えることを安易に勧めるものではありません。また、職場環境を変えることも必ずしも容易なことはありません。しかし、環境に働き変える力を持つことを忘れてはなりません。
できる限りの行動をすることが、自分への信頼を高め、より良い次なる展開の布石となることもあります。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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