「伝える」よりも「伝わる」

こんにちは。

親として、上司として、支援者として、そういった立場では無くても、誰かに指示を伝える場面があります。

真面目な貴方は、もしかすると『○○してもらわなければ』と力むかもしれません。

そんな真面目な貴方がいてくれるから、家庭だったり、仕事場をうまく回してくれるのです。

そして、時には、肩に力が入っていないかを確認してみましょう。

もしかすると、緊張も一緒に伝わっているかもしれません。

不思議なものですね。伝えようと思っていないことが、伝わってしまうとは。

「伝える」は貴方の主観、「伝わる」は相手の客観。

伝えようと思ったことが、伝わっているかはそれぞれ別の視点で考えるしかありません。

僕は、語気が強い人と話すと、怒られているような気分になることがあります。

少し、会話を重ねると、そんな話口調なのだと分かると安心します。

時に、本当に怒っている場合もあって、しかし、それを指摘すると大概良い結果になりません...

鏡で自分を見るような感覚で、自分を客観視してみないと、どんな伝わり方をしているかわかりません。

今、貴方はどんな伝え方をしておりますか。

もし、気持ちの余裕が無かったら、少し落ち着こうと思えたら、自分の感情を自覚して、深呼吸してみましょう。

それだけで、かなり余裕が生まれ、その余裕が相手に伝わることでしょう。

「伝える」よりも「伝わっている」と考える余裕を、できるだけ持っていたいものです。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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