何もしない大切さ
こんにちは。
日中、目一杯活動したり、心身に負荷がかかることをすると心身ともにくたくたになります。
そんな状態になると何かしらの「報酬」が欲しくなります。
人によっては「お酒」だったり、「美味しい食べ物」だったり、漫画や動画やゲームなどの娯楽だったりします。
体は疲れているのだか、速やかに眠るなり、黙って休むなり、そのようにしておれば良いのですが、なかなかそれが出来なかったりします。
これは個人的な話ですが、他の人にも思い当たる話でもあると思います。
『何か』をすることで、その疲労状態を解消して、『良く』なろうと欲します。
『何か』をすることで、その『良い』状態になるに違いないと思ってしまいます。
寝る前にスマホを触って、寝不足になって、スマホを触っていたその三十分だけ眠っていたいとの経験はしたことがないでしょうか。
『何か』をしたい欲求、むしろ『誘惑』を退けて、早めに休むと思いのほか、寝起きの心身は爽快です。
速やかに眠りについて良かったと思えます。
『何もしない』と空虚に感じたり、物足りないと思ってしまいがちですが、何もしないことで得られる休息があったりします。
また、睡眠や休息に限らず、『何もしない』ことで深く考えたり、心を静めたり、その効果は甚だ大きいものがあります。
『何もしないでじっとする』とは簡単なようで難しく、せっかちで落ち着きの無さが自らの内にあることに気づきます。
隙間時間も有効に、という考え方もありますが、『何もしていない時』にこそ、自分が気づかないだけで『出来ている何か』があります。
何もしないことの有用性を見直してみると、思いもしなかった発見があると思います。
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