物にする

こんにちは。

こちら(ライフハッカー)の記事にある『「プロセス思考」実践法』を興味深く拝見しました。

一言で言うと、スポーツ心理学研究者でプロアスリートのメンタルトレーニングを行なう著者による、仕事にも役立つメンタルトレーニング法が紹介されております。

話の構成

メンタルとは「心」ではなく「認知力」のこと

スポーツのメンタルトレーニングは「状況」「思考」「感情」3つに分けて考える

結果ではなくパフォーマンスの内容に意識を向けることを「プロセス思考」と言い、メンタルトレーニングの目的といっても良いほどの重要な考え方

良いパフォーマンスが出る時は圧倒的にプロセスに意識が向いている時

不確実な結果に集中することは不必要な緊張や不安を生み、パフォーマンスを低下させてしまう

プロセスに意識を向けるために置かれた状況でのコントロールできること、できないことを整理していく

思い通りになるのは自分の思考と行動くらいでそれに集中する

参照:はたわらガイド

言っている中身は、僕自身のこれまでの仕事の経験を振り返るととてもよく分かります。

良い成果を収めるには、強い決意が必要と思いがちですが、実は却って力んで上手くいかないことが多いです。

対人支援(ソーシャルワーク・カウンセリング)で言えば、最大限に相手を理解させていただこうと思って、自分を道具のように活用する心象(イメージ)を持つことが、僕にとっての「プロセスに意識が向かう時」です。

幾分か文章を読んだだけで実感を覚えるから、これはかなり実践的なのだと思いました。

また、このプロセス思考を実践できている自分を思い描くこともメタ認知的なプロセス思考となると思います。

プロセス思考を物にする(成し遂げて自分のものにする)ことができたら、(思考と感情などの)余計なものを捨てて(整理)必要なものに集中できている(整頓)状態になれると、自分にとっては最高の心地良い状態です。「やるしかないでしょう」の一択です。

この考えは世の中にもっと普及して良い優れた思考だと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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