枕を侮るなかれ

こんばんは。

早朝、猛烈な首の痛みで目が覚めました。

何事も、苦痛で目が覚めるのは良いものではありません。

痛みの理由は枕の設定の失敗です。

若干高さが低めの低反発枕を使用しておりますが、普段は凹部(首側)と凸部(頭側)としているのを上下逆にして使ったためです。

首側に凸部を当てて、ちょうど良い高さになって、首にうまく収まっているから大丈夫だろう・・・と高を括ったら、きっちり五時間後に激痛で目覚める羽目になりました。

首痛も腰痛など脊椎にかかわる痛みの両方を経験したことがあります。それぞれ厄介さがありますが、首痛の方が嫌だと感じます。

何といっても、後頭部痛の激しさ、嘔気、場合によっては手の痺れも来すので、首痛は痛みと共に恐怖感もかなり感じます。

喘息で息ができないほどの発作を経験した人は、普通に息ができることに感謝の念を覚えると聞いたことがあります。

痛みも同様に、何もない平時の状態が、ただただありがたく、あの状態に一刻も早く戻ってほしい・・・とそればかりを日中は考えておりました。

幸いにして、時間の経過と共に痛みは徐々に和らいできて、安堵しました。

首痛は久しぶりでしたが、出来るなら二度と味わいたくない類の質の悪い痛みです。

それにしても、枕ひとつでこんなに体の調子が変わるのかと驚きました。

寝る時だけ使う小さな道具ですが、翌日の体調を左右する大きな作用を持つ寝具です。

枕を侮るなかれ。新たな教訓が生まれました。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA