味わい尽くす

こんにちは。

ビジネス系サイトに掲載される歴史物が好きです。

歴史に学ぶと言いますが

歴史は、自分自身にも糧にできる要素がたくさんあります。

ましてビジネス系のサイトに載せられているということは

仕事に活かせるからであるのは間違いありません。

NHKで徳川家康のドラマをやっているためか

徳川家康にまつわる歴史考証の作品をよく目にします。

こちらでも。(プレジデントオンライン

徳川三百年の礎を作った家康には学ぶことが多そうです。

その時、家康は床几しょうぎに腰かけていましたが、信長から勝頼の首が届いたと聞いて、床几を下り、そばに控えた者に、「ともかく、相当の供養をしたうえで、据えよ」と申しつけ、その首に向かい、こう言ったといいます。

「こうなられたのも、すべて貴殿のお若気わかげのためです」

家康の礼儀正しい言動が、のちにこの話を伝え聞いた甲斐・信濃の武士たちをして、徳川家に心を寄せる原因となった、といわれています。

(略)

人は時の経過とともに、心境を変えるもの。家康は対人関係の「死地」に幾度も追いつめられながら、人生の出会いと別れ、再会は、すべて、自分を人間として成長させてくれるための“教材”と考えてきたのでした。彼が言うように、人間、一人ですべてができるわけはありませんから。

プレジデントオンライン

戦国の世の命の遣り取りをする世界においても

ただの荒くれでは生きられず、人の本質を見出だし

成長を遂げることが求められたようです。

上記は現代でも通じる事柄です。

昔の自分のノートに

辛酸を舐めたと感じた時期に

「この出来事から必ず元を取る」「味わい尽くして見せる」

と書いた記憶があります。

大層なことを書いた気がしますが

辛酸に報いる唯一の方法が糧にすることだったのだと

その時に気付いたのだと思います。

人とは本当に面白くて

四百年前でも

千年前でも

二千年までも

当時の書物にある中身は、どれも今に活きることばかり。

自分の人生の出来事もそうですが

他人の人生からも学んで味わい尽くすのが良いのだと思います。

そして、今この時も世に名の知られていない

たくさんの偉人たちがたくさんいるのだろうなと思います。

そう考えると、誰もが、たくさんの人生の教材を持っているのかもしれません。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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