自分との約束
こんばんは。
たまたま「ひろゆき流自分を嫌いにならない方法」という動画を見ました。
賛同する部分もそうで無い部分もありますが、重要な指摘をしていることに間違いはないと思いました。
詳細はリンクをご覧いただきつつ、動画の冒頭数分の内容について思ったことを書かせていただきます。
まず、自分を「好き」「嫌い」と言うことについてです。
人間ですから、ある人が好き、ある人が嫌いという感情は当然あります。
ただ、好きか、嫌いかをことさらに強調するのは良くないかなと思っております。
言ったところで、感情的側面でしかないからです。
ましてや、自分のことを好き・嫌いと捉えても仕方がないかなと思います。
そもそも「好き」になるとは理屈抜きな部分があるため、自分の意思では制御できない要素が多いのではないかと思いました。
ただ、「自己嫌悪」という言葉がありますが、これは厄介な感情なので何とか対処した方が良いと思います。
「自分で自分を許せない」
「自分の意に反することを自分を押し殺してせざるを得なかった」
「こんなはずではなかったのに」
要因にはいろんなことがあると思います。
どちらにせよ「自棄」に繋がりうるので放っておいてあまりいことはないように思います。
冒頭から、特に1分3秒あたりから「自分との約束」について言及しております。
これは大事なことだと思います。
自己嫌悪は「自分との約束」を反故にした時に起きるのではないかと思います。
きちんとした「自分との約束」を言語化していなかったとしても、自分の中でこれをやっておきたい、これを大事にしたいといった価値観や規則のようなものは、誰でも必ず持っているはずです。
ひろゆき氏は、自分との約束を緩く設定して守っていると言っております。これは理に適ったやり方です。
自分との約束を守ると、自分に対する信頼のようなものが芽生えてきます。それがあると、もっと頑張ろうとか、前に進む力が湧いてきます。コーチングやソーシャルワークでもスモールステップ(段階を経て課題を達成する)を用いますが、その原理に近いと思います。
自分との約束の設定は、ついつい頑張りたくなって、高い設定をしたくなったり、なぜか自分ばかりに高い要求をしてしまいがちですが、ひろゆき氏のように緩い設定でも良いのではないかと思います。
先には、自他への「好き」「嫌い」の捉え方を否定したところですが、図らずも湧いてくることがあるのも事実です。
「自分」に対しては、「自分との約束」を持って「嫌い」の感情が湧くのを制止できるかもしれません。
「自分との約束を守る」ことで、自分を肯定する気持ち(好きに近い気持ち)が湧き上がるかもしれません。
動画を見ながら、そんなことを思いました。
「自分との約束」という考え方・切り口はとても有効と思います。
貴方は自分とどんな約束を結んでおりますか。僕はそれを確認するところから始めてみようと思います。
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