突き抜けた瞬間
こんにちは。
何かに取り組んで、突き抜けたと感じる瞬間があります。
取り組んだ内容によって、かかった時間も様々でしょう。
こちらは元サッカー選手の城彰二氏のスペインに移籍した当時の話です。
言葉が全くわからなくて、チームに溶け込み、結果を出すために必死にスペイン語を勉強したそうです。
サッカーの練習が二時間ほど、語学練習が五時間ほどの比率。
とうとう、ストレスが溜まりすぎて、大声で泣き叫んでしまったそうです。
ところがある日、テレビが話している内容が急に理解できました。
自分でも驚いたそうですが、それをきっかけに急にわかるようになったそうです。
そこから一気に疎通が取れるようになって打ち解けていったそうです。
本人の努力の賜物ではありますが、あたかも奇跡が起きたかのように、
ある日突然に、実を結ぶような変化が訪れるとは、貴重な証言です。

人が成長する時は、斜めの直線で上がっていくのではなく、階段を上るように上がっていくのだ
こんな言葉を聞いたことがあると思います。
横ばいの時は、変化を感じられずに辛いこともあるかもしれません。
しかし、時間はかかっても登って行っているはずです。
やっていく中で、たくさんのことに気づき、新たな景色が見られることを信じて。
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