タモリ
こんにちは。
タモリ倶楽部という長寿番組が終了します。
個人的に「空耳アワー」が好きで、若い頃は夜更かしした時によく見ておりました。
ふと、何と読売新聞にまで、「タモリ倶楽部が終了」とウェブ版記事が出てました。
いかに社会的認知の高いものであったかとびっくりしました。
ところ変わって、NHKでやっている「ブラタモリ」を偶に見ます。
あまりガチャガチャした番組よりも、名所旧跡や何気ない街をまったり味わう雰囲気が好きです。
いつの間にか、自分も車で遠出すると、ブラタモリ風に「これなんだろ」と楽しむ癖がつきました。
タモリとは不思議な人物です。
あくがなく、飄々として、自然体で、芸能人には珍しく自分を前に押し出してきません。
例えば、僕が、日常生活で真似しようとしても難しいのかなと思います。
不思議な脱力感があります。
タモリの座右の銘は「適当」だそうです。
こちらのサイト(【しあわせ心理学】パンダの温度)に【タモリ式】気楽に生きるコツ・5選が載っておりました。
人間性を信頼しない → 人間なんてこんなもんだよ、と過度に期待しない
好感度を上げない努力をする →他人の期待を背負うのはしんどい、ありのままが一番
メタ認知で心に余裕をつくる →自分を俯瞰する
聞き手にまわる →相手に関心を持つ
くだらないことを真剣にやる →意味ばかり探すと苦しくなる
気負わない感じが良いですね。
これを見て、自分の肩に入った力を自覚しました。
余談ですが、タモリの「生まれたての子鹿」の真似が大好きです。
よく、こんな地味な場面に目をつけて、笑いに昇華したものだと感心します。
また、タモリはこんな言葉も発している。「マンネリ化した番組は、いろんなことをやろうとして失敗する」と。
(略)
タモリは常に「普通」や「日常」を愛し続けた男だったわけだ。
東洋経済オンライン
こちらも、なかなか、ハッとさせられる一言。
たくさんの番組を、しかも長寿な番組に至らせる人物だからこその説得力です。
「普通」や「日常」の中にあるものを、見出だして、面白くできる、ということなのだと思いました。
工夫は広げるよりも、目の前にあるものに対して、深掘りする、と良いのだと教えてくれます。
なんだか、色々なことに対して、「これいいね」という感覚が、じんわりと湧いてきました。
投稿者プロフィール
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