寒の中の楽しみ
こんにちは。
一月下旬に大寒波がやってきて、少し和らいだかなと思ったらまた寒くなりました。
昨日か一昨日くらいにうっすらと雪が降りましたが、非常にサラサラとした雪でした。
車に「積もった雪」というよりは、「砂糖をまぶしたかのような雪」で、サッと掃くくらいで除けるので楽なのですが、それほどまでに濡れずに積もる雪なのでとても寒いということですね。
ところ変わって、東京では大雪警報が出ているようです。
既に、まずまず積もっているようです。
気象庁も「大規模で長時間にわたる遅延や運休が発生する恐れがある」とのこと、金曜日なのでまだマシですが帰宅難民が発生しそうです。
東京にもし住んでいたらスタッドレスタイヤを買わなくて済みそうだ...と邪なことを考えておりましたが、無ければないでこのような状況下の運転は恐ろしくてたまりません。数ヶ月前、タイヤ交換する前に少し雪が積もった時は滑り過ぎて、命の危険を感じました...。
そして、八戸市は夕方から雪が降るようで、最低気温の予報は相変わらず氷点下五度前後と寒いです。春が待ち遠しい気持ちです。
寒さ自体は嫌いではないのですが、こうも寒いと、気分的にもしんどくなってきます。
寒の中にも、何か楽しみが欲しいという気分になってきます。そうしたら、ふと納豆汁を思い出しました。
山形県の郷土料理なのですが、寒い時期と言えば納豆汁を食べるのが記憶に刻まれております。
「納豆汁」は、山形県で古くから親しまれている冬の家庭料理。納豆をすり鉢で粒が見えなくなるまでよくすりつぶしてとろみをつけ、汁に馴染ませるのが特徴。からとり芋の茎を干してつくる「いもがら」は、「納豆汁」に欠かせない食材。干物や塩蔵品などの保存食とともに、豆腐や油揚げなどもたっぷり入った貴重なタンパク源だった。
農林水産省
ちなみに、納豆汁を作るのはとても手間がかかります。今は納豆汁の元が売っておりますが、子どもの頃はよくすり鉢で細かく潰す手伝いをしておりました。
家族全員の分を作るので3パックくらいの納豆を1時間くらいかけて潰したような記憶があります。
手間はかかりますが、その分美味しく、また、寒い中だからこそ引き立つ体が温まる食べものです。
味噌をぬったおにぎりに青菜漬を巻いて、香ばしく焼いたのが、庄内地域に古くから伝わる弁慶飯。名前の由来には、「青菜漬けでおにぎりを巻いた様子が、けさで顔を覆い隠した武蔵坊弁慶の姿に似ている」という説があるとのこと。小腹がすいた時の家庭のおやつとして、幅広い世代に愛される味。
美味しい山形
たまに似たような焼きおにぎりがスーパーで売っていることがありますが、直接に自分で作った方が断然に美味しいです。上記の説明書きにあるように、子どもの頃、小腹が空いたら自分で焼いて作ったりしました。
あまり作らなくなりましたが僕にとっては最上位の大好物です。僕の実家では寒い時期によく作っていたので(ストーブの上でじっくりと焼いていた)、勝手に冬の食べ物として認識しております。あの香ばしい香りが堪りません。
寒い中に食べるからこそ引き立つ美味しさです。
あなたにはどんな寒の中の楽しみがおありでしょうか。
まだまだ寒い時期ですが、体を温めて美味しいものを食べて心を元気にしていきましょう。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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