敵を作らない

こんにちは。

東洋経済オンラインの『職場で「敵をつくらない人」が実はやっていること』の記事を共感しながら拝見しました。

要は「好かれるより、敵をつくらないことが大事」とのことです。

これまでの業務の経験上、あるいは業務以外、もっと言えば人生経験上、「誰からも好かれるのは無理」と断言できます。

某ドラマの台詞ですが「誰からも好かれる人を嫌う人もいる」のですから。

そもそも人から好かれるのは個人の努力だけではどうしようもなく、また、それを続けては疲弊するだけです。そもそも、なぜ人から好かれなければいけない必然性があるのでしょうか。

業務上のことを考えれば、同僚であれば業務を遂行する義務が全員にあり、適切に業務上の協力を得られれば、それで業務を遂行すれば十分なはずです。そこでは、最低限の意思疎通ができていれば問題はないはずです。(少し、冷めた言い方かもしれませんが)

援助職として対クライアントの場合も似たようなところがあります。援助上の信頼関係は「好かれる」とは異なります。援助を実施していく上での信頼があればそれで良いことになります。

実際、「好かれる」のは難しいです。相手が何を好むかはその人次第だからです。

一方、「敵を作らない」は実は容易です。社会通念上の礼儀やマナーを弁えておれば、基本的に敵対させるようなことはありません。最初はちょっとよそよそしいくらいでも、無理に踏み込まず、愛想を良くしすぎず、普通とされる接し方で十分だと思います。

僕は、援助者としてクライエントに接する時の最低限の目標は「相手を不快にさせない」に設定しておりました。実に簡単な設定なので、ここで躓いた経験はまずありません。単純すぎることですが、ここが最低限に必要で、そこから必要に応じて信頼関係の完成度を徐々に高めていきます。(個人の見解です)

人間関係では、あなたが何をしても合わない人が1 割いるそうです。そして、行動によっては合う・合わないが分かれる人が7割。ただ、何をしても合う人が2 割もいるそうです。「1:7:2」の法則ですね。

東洋経済オンライン

「2:8」の「パレートの法則」とも異なりますが、上記のような法則があるようです。(個人的に、ずいぶん昔に聞いたことがありますが正確な出典がよく分かりません・・・)

個人の実感としては「0.5:8:1.5」じゃないかと思うのですが、何をしても合わない僅かの人がいて、何をしても会う割合が僅かに優る比率であると僕も思います。

そう考えると、そうそう関係性の構築が難しい人は現れないのではないかと思います。つまり、敵を作らない努力は比較的行いやすく、結果も伴いやすいのではないかと思います。

記事にも書いておりますが、合わない時は「そんなもんだ」「どうしても合わない僅かの人がいる」と思えば気が楽になるのではないでしょうか。また、敵を作らないのに特別なことは必要なく、「おはようございます」「お先に失礼します」の挨拶だけはしっかりする、「ありがとうございます」「すみません」などをしっかり伝えるだけで良いと思います。

できること、為すべきことをしっかり行うという観点からも明確な指針であるので誰にでも実践できることと思います。当たりかもしれませんが、敢えて記事にしてもらえると「うん、そうだよね」と僕も確信を持てました。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。

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