芯の強い人
こんばんは。
隙間時間はユーチューブをよく見ます。
人生論や生き方、人間存在に迫るようなズシッとくる動画が好きです。
しかし、それはあからさまにそのような題名でなくても、全く違う話題からそれが垣間見えることは多々あります。
例えば、サッカー関連の動画。
何度かブログでも紹介したことありますが、城彰二氏は元プロサッカー選手、ユーチューブでは歯に衣着せぬ意見をバシバシします。時々、大丈夫なのかなと見ている方が心配になることもあります。
しかし、城氏はよく「批判ではなく意見だ」「良くなって欲しいから厳しいことを言うんだ」と言います。今時珍しい人物かもしれません。辛口はすなわち、激しい情熱の表れなのだと思います。
フランスワールドカップで城氏は結果を出せず、たまたまガムを噛んでいるのをテレビ解説者に批判され、それも含めて激しい批判の矢面に晒されました。
動画の中で城氏は、そのことをほとんど意に介した様子はありません。むしろ、プロなのだから批判は受けて当然、そこがアマチュアとの違いと、迷いなく答えております。
批判されれば確かにきついとも言いますが、それでも自分はプロなのだから結果が出なければ叩かれて当然、叩かれなければむしろおかしいとさえ言います。
この精神性、批判への向き合い方への理解は、なかなか常人ではしがたいです。しかし、口を酸っぱくしてプロとアマの違いを口にする城氏の理解に僕はまだまだ追いついていないのだなと思いました。逆に、真にプロフェッショナルであるには、変に繊細だったり、腰が引けていてはなり得ないのだと思います。
一応、申し添えますが、ネット・SNSでの誹謗中傷・批判とは決して同列に扱ってはいけません。あくまでスポーツのプロの世界においての前提です。
およそ普通に生きていたのではできない『覚悟』、その強さをひしひしと感じます。批判を受け止められる者でなければ背負えない『日の丸の重さ』があるとも言っております。
この「芯の強さ」を自分も持ちたいと憧れすら抱きます。やはり、事柄は違えど自分もプロ(専門職)として仕事をし、プロ(専門職)でなければならないと思うからです。
いつも偉人たちを見ていて思うのは、彼らの目に見えているもの(世界・視界・光景)を自分もぜひ見てみたいと言うことです。さすれば、自分が芯の強い人間になるしかありません。大変かもしれないが、やはりどうしても見てみたいものです。
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