魚と池の物語

こんにちは。

カウンセリングと言っても、「心」だけを切り取って対処するというのは現実的でありません。

その人が生きている現実、悩んでいる場面や事柄などの背景、環境も視野に入れないといけません。当然ですが。

以下の図は、ソーシャルワーカーとしては基本中の基本であるエコシステムモデルの説明です。簡単にいうと、その人自身と共に、その人の置かれている環境も見ないと本当の意味で助けることはできませんよ、ということです。

心の健康を考える上でも、とても重要です。

心の不調がせっかく改善しても、悪化を促進させる環境であったならば元も子もありません。

きれいな水で元気になった魚を、汚れた池に戻したらまた悪化するのは当然です。

池を綺麗にするとは、いろんなことに例えられます。

例えば過労でうつになったのだとしたら、過重な労働環境から離れる(有給休暇を取る、休職する、転職を考える)、あるいは職場での業務量を軽減する、役割を分担する等の配慮をするなど、いろんなことが考えられます。

環境に働きかけるか、その人自身に働きかけるか、人と環境の間で何が起きているか、いろんなことを広く深く見ていかないといけません。

こういった理論も駆使してカウンセリングを行なっております。