繊細な心
こんにちは。
東洋経済オンラインにしばしば掲載される『こころのナース夜野さん』が好きです。
すぐに「キレる」心の背景には「自分が蔑ろにされる」ことが引き金になっているという物語が載っておりました。
かつて自分の近くにいた、よくキレる方がおりました。やり取りの中で「突然爆発し出す」とはその言葉の通りの状況が発生しました。
その「キレる」現象が不思議でしょうがなく、ある時、じっくりとその人を観察することにしました。
その時の自分の観察結果としては、自分が蔑ろにされていることに非常に敏感で、且つそのことに対する不快感を言葉で上手く表出できないといったことが見受けられました。
上記の漫画を見ていて、「自分が蔑ろにされる」という引き金がまさしく同じだなと思いました。
ちなみに、キレる当人も怒らざるを得なくなった状況、自分の感情に少なからず戸惑いはあって、罪悪感を感じている様子もありました。
その辺りも、この漫画は実に現実的だなと思いました。
そして、罪悪感とはなかなか厄介な心の動きで、容易に止まず、時には延々と自分を攻撃するので気付かぬうちに何かしらの歪みや病みをもたらすというのもわかる気がします。
「自分への攻撃って際限なくできますもんね」とある漫画の中の言葉は名言かもしれません。
心とは実に繊細、その繊細さと傷つき傷んでいる部分を自覚して、上手く言葉にして、あるいは対処できれば一番です。それが一人でできる人もいれば、他者の力を借りることもあります。
どんな手段であっても、自分を労わることができれば幸いです。
みんな何かしらの不器用さを抱えているのだと思って、互いに寛容でいられたならどんなに良いことでしょうか。
そんなことを思った次第です。
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