穏やかな言葉

こんにちは。

本日、車を運転して交差点の信号で停車をしておりましたら突然「前の◯◯の車の運転手さん、◯◯に寄ってくださーい」と聞こえてきました。

この妙に響く声はもしかしてパトカーか、とびっくりしたのですが幸いにも対象は自分ではありませんでした。

ちょっとびっくりしたのですが、少し落ち着いてからあることに気づきました。

「随分と、ゆったりとした感じで話しかけるのだな。」と。

何度か車に同乗していた状態で取り締まり場面に遭遇したことがあります。

たくさんあるわけではないですが、思い出せばどの警察官も一様に穏やかに話しかけてきたような気がします。

「◯◯の交差点で、横断する人が待っていたのですが、気づいてましたか」

「ちょっと急いでいたようですがー」

言うまでもなく咎めるような口調できつく言われたら、誰でも大なり小なり反発することでしょう。

取り締まりの本来の目的は交通規則を履行して自分にも周囲にも安全である状態を保つことです。

罰金取られた、注意された、不愉快だったという結果で終わったら残念です。(確かに嫌ですけど)

自分の行動を冷静に振り返るためにも、余程の状態になければ、穏やかに話しかけるのは有効だろうなと思いました。

ディール・カーネギーの名著「人を動かす」には穏やかに話す盗人にも五分の理を認める(相手を批判も非難もせず、苦情も言わない)命令をしない期待をかけるなどの考え方が載っております。人に動いてもらうためには感情に配慮し、相手の肯定感に働きかけるといった趣旨と自分は理解しております。

そんな考えが、交通取り締まりの場面にも生かされているのかなと思います。

これがましてや日常の生活場面(家庭・学校・職場)であればなおのことに重要で、かつ自分に返ってくることでしょう。

ビシッと厳しく言えない自分は「人を動かす」の考えに学んで、穏やかに話す、相手を貶さない、相手を大事にする、相手に気づいてもらう、相手の存在を認めつつ行動としては「◯◯してみましょう」というものの実践を心がけました。

何にせよ、相手の冷静な思考を停止・停滞させるほどの過度な刺激や対応は逆効果のように思います。(勿論、全ての場面に応用できることではありませんが)

穏やかな言葉はいろんな場面で有効だと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。