絶対悲観主義
こんにちは。
やり遂げる力(GRIT)、逆境から回復する力(レジリエンス)といった本は10年くらい前に読み漁りました。
やはりそういう力が必要だったし、自分も欲したからです。
それとは真逆の考えが絶対悲観主義です。
40代の自分としては、取るに足らないフツーの人間である自分を弁え知るに至り、『背伸びして苦しくなるのではなく自分に過剰な期待を抱かずにちょっとずつ積み上げていきましょ』という考えに徐々に切り替わりつつあるので、共感的に拝読しました。
「失敗は常に想定内なので一喜一憂しない」
「結果的に長期的に一つのことを継続できて、それが成果に繋がる」
「良い結果が出れば悲観の壁を打ち破り、結果に裏打ちされた自信が生まれる」
身の丈にあった積み上げ方で、「その通り」と何度も思いました。そして悲観と楽観は単に対極ではなく表裏一体でもあるのかもしれません。同様に結果的にGRITやレジリエンスにも繋がる切り口・奥義的なものでもあるのかなと思いました。
もろもろ個人の感想ですが自分の生き方、過ごし方、考え方に影響を与えてくれる書籍は面白く、ゆっくりと考えている時間が自分には至福です。そこでの成果は何かと問いたくなる自分がいるのですが、成果を生み出そうと思ったり理屈っぽくあるのは野暮でただ心地よく感じるがままの方が良いこともあります。成果をあきらめて捨てる悲観が却って何かをもたらしうるという逆説がここにもあるかもしれません。
投稿者プロフィール
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