定着して欲しい上司のスタイル
こんにちは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
昨日に続いて、海外のマネジメントの話。
「こういうのは良いですね」と素直に思います。
内容が折りたたまれているので
引用して少しご紹介します。
(引用)
1.人前で怒る
上司が言っていることが正しくても、部下は人前で叱責されていることが不快で、内容が全く入ってこない。人前で叱る行為は、相手に恥をかかせることであり、その後、どれだけフォローしても一生関係が回復しないほどのNG行為。叱る場合、周りに聞かれない個室などで行うのが基本中の基本。
たま〜に、ご利用者や患者がいる前で職員を叱る
場面を見聞きします。
他者にとっても、あれほど見苦しいものはありません。
僕なんかは、面前で叱られている人の方に激しく同情してしまいます。
実際、叱られる立場ともなれば、人前で叱責される羞恥心も相まって
指摘されている中身がほとんど頭に入らないのではないかと思います。
自分の場合、極力、別室に呼んで淡々と話すようにしておりました。
もっとも、逆に呼ばれると何かあると、恐れられた節もありますが...。
(引用)
2.感情的に怒る
感情的に怒ることは、部下から幼稚と思われ、上司の価値を下げる。または部下が上司に恐怖心を抱き、部下から正しい情報入ってこない、タイムリーに報告が上がらないなど業務に弊害がでる。人前で怒る・感情的に怒る行為は、怒られた本人のみならず、それを見ている周りの人間もその上司への信頼を無くす。
感情的に怒られたことがある側として
根に持っている訳ではないけれど、言われた方は
忘れたくても忘れられないものです。
何が課題で、どうすると良いか、淡々とご指導いただけたら
それで直ぐに改善できたのに。
そんな思いが当時はあったと思います。
あと、『部下が上司に恐怖心を抱き』もありました。
人って、権威の力を見せつけられると、どうしても萎縮します。
淡々としていられる人の方がきっと稀ではないかな。
「怒る」は、やはり二次的な行為で
本当は、「改善してもらいたい」が中心にあるはずです。
よろしれけば、他の項目もご覧になってください。
マネージャー(管理職)個人の力で変えられることではありませんが
より良いもの、解決像、理想像になるものはしっかり描いておいて良いと思います。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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