採用はマッチング
こんにちは。
『援助職のためのカウンセリング』の結い心理相談室(青森県八戸市)です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
今日は、こちらの投稿から。
個人的には、このとおりだと思います。
採用面接は、募集側の組織に合うかどうかが見られていると
思われます。
僕も組織の側にいた時、応募する人たちを見て
「わー、優秀な人...」と、ちょっと気後れするようなこともありました。
弊社で求めている役割は、その人の能力からすれば「役不足」ではないか。
※役不足:能力に対して役が軽すぎる
そんな心配を本気でしたことがあります。
入ってきてから、「期待と違う」となるのは不幸です。
残るにしても、中途半端に置くのも酷
去るにしても、時間の無駄だったと思うかもしれない。
互いに苦痛が募る事態をできるだけ避けたい。
そんな思いが働くのではないかな。
スペシャリストを期待して応募する人
ジェネラリストを期待して募集する組織
この不適合をどう捉えるか。
組織側が配慮するのは、よほどのことがない限り難しい。
ならば、採用面接の場を通じて、確認するしかない。
その結果、「不合格」とした方が
互いの利益になるということもあるかもしれない。
「書類選考」は確かに足切りかもしれません。
しかし、そこを抜けたのなら、力は認められています。
だから、そんなに自分の能力を疑ったり
落ち込むこともないのではないかな。
気休めじゃなく
あなたには、相応しい場があるということ。
誤解を恐れずに言えば
採用の裏側は、そんなに合理的ではなかったりする。
下手に取り繕わず、自分のままでいた方が
適合した(マッチング)時、採用後に安心して働けるのではないかな。
組織は、ある意味、わがままに選びます。
それに無理に合わせた所で疲れるだけです。
人間関係と一緒で合うこともあれば、逆も然り。
「振り向かせる」こともあるかもしれないけれど
結局はマッチングという「縁」に尽きると思います。
一つの見方、ということで。悪しからず。
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