コンビニの猫
ある山間部のコンビニに立ち寄ったら駐車場に猫がいました。
妙に人懐こく、何でこんな山深いところのコンビニ駐車場に猫が・・・?と思いました。
コンビニの出口に人の姿が見えるとサッと寄っていきます。どうやら餌をもらえるのを待っているようです。
餌はあげませんでしたが、目線を低くして猫を見ようとしゃがんだら、猫が可愛い声でたちまち寄ってきました。ははあ、人のこの仕草から餌をあげる動作と理解しているのだなと思いました。猫は猫で人のことをよ〜く観察しているのだと感心しました。
ふと、オペラント条件付けの言葉を思い出しました。猫の行動は「正の強化」にあたると思いました。こちら(こころの探検)にあるように「正の強化は、特定の行動の表出の可能性を高めたり低減したりするために、罰や強化を用いる学習体型」です。「可愛い声で鳴いて、人懐こく寄っていく」という行動をすることで、「人から餌を与えられる(報酬)」ことを学習したのだと思います。もし今後、誰も餌を与えなくなったら「負の罰(弱化)」になって人懐こく餌を求める行動は減少していくのだと思います。(たぶん、こういう捉え方で合っているはず・・・)
山間部のコンビニと猫の組み合わせが興味深かった出来事でした。猫は猫で必死に生きている・・・。
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