八割で十分
こんにちは。
援助職のためのカウンセリングの結い心理相談室です。
数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。
昔の自分の勝手な思い込み。
仕事は全力でなければならない。
苦しくなければ仕事をしてると言えない。
一体、いつの時代の話なんだ...
自分でも呆れてしまいます。
他人に要求しなかったのが幸いでした。
ちなみに、自分でそう思っていると認識できていないので、訳も分からず自分を追い込んだり、手応えが足りないと不満に感じておりました。
自分で自分のことには気が付けなかったけど
他人を見て、ある時に気付きました。
それは同僚たち。
結婚し、一児、二児の母となっていった同僚や部下たち。
よくよく考えたら
この人たちは家事もして、子供の世話もして、保育園に預けて
それでいて普通に出社して、同じ仕事をしている...
何だか、超人的。
そんなことして倒れないの?
本気でそう思いまいた。
とてもじゃないけど
仕事に全力を出したら、倒れちゃうよ。
余計なお世話でしたが、そんなことを思っておりました。
妻にそれを話したら
(家事、育児は)やらなきゃいけないんだから、やるしか無いだろ!と
怒られました(当時)。
ご、ご、ご、ごめんなさい。
と小さくなる僕。
そうだよね。
仕事ばかりしている僕が当てにならないから、君が奮闘していたんだよね。
もっとも、結婚しているとか、子がいるとか、そんなことは関係ないはず。
仕事に全力を出したら、家で抜け殻のようになってしまい、何もできないで終わってしまう。
僕の場合
余裕があり、ぼーっとする間がないと
考えつかないことや思い至らない事がたくさんある。
忙しいほどに
大事なことに気がつかなくなる。
だから、全力を出しすぎることも
忙しすぎるのも良くない。
ただ、それも個人裁量よりも
職場全体に影響されるから、難しい。
けれど、諦めてはいけない。
「こうあるべき理想」は捨てるべきではないと思うし、思い切って環境を変える選択肢だってあるはずだ。
「これしかない」では、ひたすら従属的になるから、危険だと思う。
勤めていた時、こんな投稿を知っていたらな...と思うような大事な話をSNSでたくさん目にします。
役職に就いたばかりの自分に、これを伝えたかったな...と思わずにいられません。
苦行のように、無闇に自分を追い詰めるのは賢明ではありません。
ちょっと余裕を持てる自分が、もっとも良い自分だと今では思います。
自分だけでそれに気付けるなら、とても感覚の良い方だと思います。
ただ、実際には言われて気が付く人が多いのだと思います。
だから、僕も、僕の経験を通じて
「そのとおりだったよ」と思うことは
できる限り伝えていこうと思います。
投稿者プロフィール
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青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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