未来を見据えて

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

昨日、旅先でのこと。

国道を走っていたら、道の端に小さい松の並木。

まだ若くて、幼い並木。

おそらくは、風が強い場所だったので
冬場の風雪を防ぐ防風林が目的と思われました。

あるいは、松の並木は日本の風景にふさわしく
美しく、人の目を喜ばせる意図もあったかもしれません。

それでも、まだまだ、幼くて力不足は否めません。

当然のことですが
木は伸びるまで、何年も時を要します。

3mほどに成長するのに5ねんから10年だそうです。(参照:lotusmagus

そして、寿命は100年だそうです。

僕が見た松の並木は、3mも無かったように思います。

何を言いたいかというと

この松の並木を植えようと計画した人は
やがて大木になった姿を思い描いていたということ。

最初の10年、20年は、丈が短く
頼りない様に見えても

残りの80年は、大木として
力強く、風や陽を防ぐのでしょう。

こういった長期的視点を持てるって
実は、すごいことです。

我が事ながら
3年計画を立てるとて容易ではありません。

それが、10年以上の長期となると尚更。

それほどまでに長期的視点を持つのは難しい。

最初は、幼くて、頼りなくても
やがて大樹となり、支え手となる。

松の並木を作る時に
幼い松にそれを託したのだ。

そう思うと、何気ない松の光景に
勝手に感動しました。

某保険会社のキャッチコピー
未来のカタチ

今は見えていなくても
やがて現れる姿を見据える
未来のカタチを想像するのは、人間らしい高次な力です。

ついつい僕らは、その力を心配に使ってしまうけれど

良い未来の描写や計画のために
未来を思う力を使いたいものですね。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市を拠点に普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と支援者への支援(援助職のためのカウンセリング)をご提供しております。

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