ハレの日

こんにちは。
日常の悩み事「普段段使い」のカウンセリングの結い心理相談室です。

数多いサイトの中から、当事業所の記事をご覧いただきありがとうございます。

昨日、旅先にて。

大きい公園で大規模な催事がありました。
ワインを嗜む行事のようで、皆、ワイングラスを片手にワインと食事を楽しんでおりました。

炎天下ではありましたが
演奏、歌などの音楽もあり、賑やかでした。

そう言えば
こういった賑わいはずいぶん久しぶりで
コロナ以降、ほとんど目にしておりませんでした。

こういったハレの日のような行事ができるって
ありがたくもあり、嬉しくもある。

あって当たり前のことだったけど
それが、当たり前では無い月日があって
それがまた賑わっているのは、素晴らしいこと。

その場にいる人たちを見ていて
誰もが、とても楽しそうにしていました。

勝手ながら
本当は、一人一人、いろいろあるのだろうと思います。

課題や問題のない人などいない。
忘れるということでもないだろうけど
それらだけに留まらず、楽しむことも忘れない。

だからこそ、楽しむ行為が尊く感じてならない。力いっぱい、心いっぱい、楽しんでいる。

人は、健気だなと思いました。

心が辛く、苦しい時
楽しんでいる他人を見ると羨ましくなることがあります。

しかし、その人もまた何かを抱えているのかもしれない。

特別な行事や、特別ではなくても何か気分転換の時に、きっと、思い切って楽しむことに徹しているのでしょう。

僕は、そういうのがあまり得意ではないけれど、だからこそ余計に、そういった営みが健気で愛おしく感じることがあります。

人の熱は、人から人へ伝わります。

テンション低めの僕でも、うきうきしてきます。

僕は紛れもなく、この熱気から活力をいただいたことを感じました。

こうやって、見ず知らずの誰かにも元気を分ける行事が行われていたのです。

大勢が楽しみ、喜び、誰かに元気を与えている。

催事の下準備はとても大変です。

僕も仕事を通じて、そのことをよく知っております。
きっと、数ヶ月前から、着々と準備して、時に苦悩もあったことでしょう。

その苦労は、人の目にはつかず、人から評価されることは少ないけれど、縁の下の力持ちのように、もっとも尊い役割だと思います。

遠くから、そんな人たちにも敬意を表したいと思います。

ハレの日に感謝。
ハレの日を支えている人たちにありがとう。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
普段使いのカウンセリング(日常の悩み事)と援助職のためのカウンセリングをご提供しております。

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