味方を増やそう

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

4月も3週目に突入です。

新社会人の皆様はいかがお過ごしかなと、この時期は新しい環境に入られた人たちのことが頭に浮かびます。

Yahoo!ニュースでは『退職代行サービスに新入社員から依頼相次ぐ』との記事が載っておりました。

会社側にとっても、新入職員にとっても穏やかな話ではありません。

ある意味、行動力のある新社会人たちを見ていると、昭和生まれの自分たちの世代とはまた異なる気質を感じます。

僕が新社会人の頃は、勤め先に合わせなければいけない、従って当然という世の中の雰囲気が「常識」としてあったと思います。

個人的には、さほど理不尽なことには遭遇しなかったと思いますが、それでも過度な理不尽に従えと言われたなら、僕もどうなっていたか分かりません。

ただ、「理不尽でやむを得ない」と「自分勝手」とでは全く異なるのでその辺りはよくよく考えなければいけません。そして、この線引き、考え方がとても難しいとは思います。

真面目な人は、適応できない自分を責めがちです。側から見ると、「そこまで過度に適応しなくていいんだよ」「もっと自分本位で行こう」と思うことが多い印象です。

最初から、自分本位過ぎる人は・・・個人的にはあまり出会さないのですが、居ないわけではないと思います。どちらかというと、前者が多くて、苦しんでいることが多い印象です。

社会経験が乏しいほどに、本当に自分に課題があるのか、職場側の課題なのかの自己判断は難しいと思います。他者から責められた言葉を、そのまま受け止めて「自分が悪い」という事案もしばしばです。身を守るということも、最初はままならないのかもしれません。

だから近くの先輩、同僚、友人等の繋がりの中で、それらの判断を補佐するしかないと思います。

「新しい職場で、何だか辛いのだけれど、どうなんだろう。」

そう思うこともあるかもしれません。そんな時には、客観的な意見を尋ねるのが解決への近道かもしれません。どこの、だれに繋がると最も良いのか。そこを考える所から、解決への道筋が始まります。

同時に、自分を支える社会資源作りへの一歩でもあります。少しずつ、あなたの味方を増やしていきましょう。

負けるな新社会人。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。