もっとあなたのことを教えて

こんにちは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリングの中田雅也です。

以下の投稿主さんは、いつも心温まる、琴線に触れる内容を投稿してくださいます。

今回も、「そうそう、そうなんですよ」と呟いてしまうほど。

僕が「上司」だった時。

相手の考えもろくに聞かないで、何度か、先入観で決めつけて否定から入る言葉から会話を始めてしまったことがあります。

何と言いましょうか・・・非言語、雰囲気で直ぐに分かるんですよね。相手に失望が広がるのが。

一見して、「間違っている」ように見える言動があっても、本人には、何かしらの事情や、そう振る舞うだけの合理的理由が実はあったりします。

そのため、結果的に、「その言動が最善ではなかっただけ」ということが、意外と多かったと思います。

だから「何があったか、教えてもらって良いですか」から、入るのが無難だったと思います。

但し、言う時の表情が正反対だったら元も子もなくなるので要注意です。

仮に、当人に非があったとしても、「最大限に理解したもらえた」と思えた過程があると、「こうすると、どうだろうか」の提言も入りやすくなります。

何より、上司としては、単に「指導して直す」よりは、当人が事態を冷静に受け止め、何が最善かを見出だし、似たような場面が訪れた時に適切に行動してもらう(自律に向かう)のが目的なのですから。

「親」として。

子供が何か「問題」を起こしてしまうことは、当然あります。

親には、あるいは周囲には「問題」に見えたとしても、本人にとっては「重要な何事か」だったりします。

これも上司ー部下の関係と同じで、否定から入ると、子供は深く傷つきます。それが低年齢であっても、大きくなってからでも。

多分、こういった小さいことの積み重ねが、親子の信頼関係となっていくのでしょうね。

個人的には「何があったんだい」の一言があって、話を聞く段階があるだけで、その後の対応、解決に向かう際の親子の信頼関係はとても強固なものになったと思います。

「何かあったら、親はきちんと自分の言うことを聞いてくれる」という経験は、子供にとっても大事な足掛かりになるかと思います。

「支援者」として。

時には、明らかにクライエントが通常の考える筋道から外れた行動をすることもあります。

これも、これまでと同じで、当人には、当人の見えている世界と考え方があって、そうしている場合もあります。支援者はあくまで支援者、支配者ではないので、そのような行動を取るに至った考えをまず聞く必要がります。

それを聞くことで、これまでは聞けていたかった重要な当人の意思に触れることが出来る場合もあります。

良し悪しの判断を入れる前に、まずは分かろうとする、カール・ロジャーズの考え方がやはり重要だと思います。

これは夫婦だったり、友人関係であっても、ほとんどの人間関係に当てはまることかもしれませんね。

そして、近い関係ほど、それが出来なかったりする・・・・。

僕は、もっと理解するべき何かをまだ知らないでいるのかもしれない。そう思える冷静さがある時の自分は、まだ大丈夫と思えたりします。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。