自分を企画する

こんばんは。
普段使いのミカタ・カウンセリング&支援者のミカタ・カウンセリング 中田雅也です。

テレビ見たうろ覚えの話。

昔、島田紳助氏が女性芸能人の売り出し方について言っていたこと。

二十代の内は、年齢的な若さがあるから、可愛さ、元気の良さ等を全面に出すのは構わない。
しかし、三十代、四十代となったら、同じよう売り出し方はできない。
もっと違うものを武器にしてやっていかないといけない。

ざっくりと、こんなことを言っていたと思います。

年齢を重ねると何となく分かってきます。

所変わって、このSNS投稿。

これも、よく分かります。

「便利屋ポジション」が何を指すかは所属機関によって様々ですが、例えば、残業が多い仕事、週末(休日)に活動が多い仕事が真っ先に思い浮かびます。

要は、自分の私的な時間を差し出すような働き方。
これが家庭を持つようになると、家族が大事、家族が一番となって、私的な時間を削るような負荷の多い業務はちょっと・・・と思うのは当然だと思います。

あとは、泥臭い働き方。
ひたすら体力勝負をするような、ひたすら忍耐力だけで勝負するような仕事の仕方。

二十代で体力があって、まだ社会を知らない時だからやれるかもしれませんが、三十代も半ばとなれば、流石に同じような動き方をしようとは思わなくなります。

年齢を重ねれば、より要領良く業務を遂行する。
何なら、業務手順を見直して、新しいやり方を開発する
または、自分が動くのではなくて、人を使って仕事を為す(マネジメント)など。

こういった、より高次な動き方が必要になってくると思います。

僕も四十代半ば。
五十代ともなれば、さらに体力や記憶力等も衰えていくことは避けられません。

しかし、二十代、三十代より劣るということではなく
その分の能力を磨き、行使していけば良いということです。

年齢を重ねて、自分の心身の状態、培ってきた経験と能力を踏まえて、自分をどう活かしていくか。
僕と同年代、それより上の方々は、今既に直面している課題であると思います。

組織の中にいれば、相対的に、より「ポジション」というものが問われると思います。
程度の差はあれ、個人事業主もそうだと思います。

自分をどう活かせるか
自分の有用性をどう示せるか
若い頃は、がむしゃらに働くことしか考えておりませんでしたが、こんな視点が必要だと島田氏は言っていたのだろうと思い、その視点にようやく追いついたここ数年です。

言わば、セルフプロデュース(自分を企画する)。
自分より年少者には、三十代に入って、徐々に自分の形(能力値等)が分かってきたら、徐々に考え始めて損はないとお伝えしたいと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
青森県八戸市・階上町を中心にカウンセラーとして活動しています。また、電話・オンラインカウンセリングもご利用いただけます。
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