性格の悩み

あなたはどんな性格でしょうか。とてもざっくりとした質問ですが。
社交的な方、お話好きな方、静かにしていたい方、頑固な方、怒りっぽい方...。
いろいろな特性があると思いますが、個人的には、第一声でその人が発した「言葉」に着目したいです。何故ならば、数多ある言葉の中から、わざわざその言葉(表現)を選んだのですから、何かしら意図があるだろうからです。たとえそれが無意識に発したものであったとしても。

上記の投稿は、かなりのインプレッション数(表示数)があり、内容とともに、とても気になりました。
ちなみに、僕もこの性質です。「自分の性格は」と聞かれたら、真っ先に「内向型」と答えます。
主に自分自身の精神的な生活から満足感を得ることが多いので、感受も自ずと高くなりがちです。これは自分で選んでそうなったというよりも、気付いたらそうだったいう状態です。

僕の場合は、集団、大勢の中にいると、基本的に「周りに合わせなければ」という本能がどうしても働いてしまいます。
これは自分を押し殺している状態であり、後で「自分は本当はこうしたい(こう考えている)」と気付いて苦しくなることがしばしばあります。
更には、周りに合わせている間は、考えることを止めてしまっていることが多いです。だから、後になって「何でこんなことをしたんだっけ」と後悔することもしばしば。

自分らしさを保つという意味では、無理に集団の中にいるよりも、一人でじっくりと考えられる距離感の中に居た方が良い性質だと自己分析しております。
大勢の中にいると、相手に合わせてしまいますが、一人でいると、生き生きと色々なことを考えて、主体的に動けます。
これは、良い、悪いの問題ではなくて、あくまで、性質であるということ。
そんな性質だと分からなかった時は、大勢の中にいると、妙に自信がなかったり、疲れたり、自分が何かおかしいのではないかと、自分を否定して、自分を見失うことが結構あったと思います。
そんな性質だと分かってからは、そういった悩みは全くと言って良いほどなくなりました。むしろ、自分の性質を踏まえて無理が利くようになったと思います。職能団体の長をしていた時、社交・渉外の機会は幾らでもやってきました。それでも何とかやれたのは、自分の性質を踏まえて、自分を上手く使う(活用する)ことができたからだと思います。

そんな性質なので、先のSNS投稿の内容はとても共感できるのです。
確かに、群れるのは得意ではありませんが、普通に人間関係は結んでおります。「友人」ではなくても同じ志をもった、もっと濃密な関係である「仲間」がおります。
「仲良し友達がたくさんいないといけない」という考えには、僕は同意できません。むしろ無理して結んだ関係に馴染めなくて、僕は却って孤独感を感じたくらいです。むしろ、一人でいられる自分を大切にしたら、そういった感覚は無くなりました。

先のSNS投稿の表示数も、返信数も多いのは、そんな潜在的な声がかなり多くて関心を呼んだのではないかと思いました。
普段、そんなことをあまり言わないし、自分がそんな性質だと自覚していない方でも、「同じかも」と思ったのかもしれません。
自分を知るとは大事です。
性質によって、得意な場面、不得意な場面があります。明らかに自分の性質に合わない場面対処をしていたら、上手くいくはずがありません。自分の性質を踏まえれば、対処の仕方も全て変わってきます。合わないやり方をすれば、結果が出ないばかりではなく、当人が苦しい思いをするだけです。

上記は、有名な孫氏の兵法ですが、僕は対人援助を長年経験してきて、援助の世界にもこれは当てはまると思います。
もちろん、支援者自身にも、です。
自分の性質を踏まえ、能力の限界値も見極め、他者に協力を仰ぐなり、任せるなり、やり方はたくさんあるはずです。
「人生の生き方」も同じだと思います。周りの生き方に合わせるのではなく、あなたに備わった性質を活かして、あなたならではの対処、切り抜け方、生き方があるはずです。

人は皆違っております。
違っているからこそ、自分の性質を大切に、見極め上手く使っていきましょう。
僕は最初、自分の性質を好ましく思っておりませんでしたが、場数を踏む内に「なかなかどうして、自分が思うよりも、有効かもしれない」と思うようになりました。

自分との向き合い方にもコツがいると思います。
自分を見失わず、大切にして、自分が自分であることに迷いがなくなれば幸いだと思います。

投稿者プロフィール

中田 雅也
中田 雅也結い心理相談室
あなたのミカタ(味方となり、強みを再確認し、見方を再構成し、やり方を一緒に考える)となって、ソーシャルワーク&カウンセリングを駆使して、あなたの今ここからの歩みをお手伝いします。