本物を知ることで
こんにちは。
数ヶ月前、ちょっと高めの塩を買いました。
そんなに違わないだろうけれど、試してみようと思いました。
いざ試してみると、おにぎりに塗しても、他の食べ物の味付けにしても、あまりにも美味しくて驚きました。
何がそんなに違うのか。
海水を原料とした塩は、海水をひたすら釜で何日も焚いて作ります。
なんと、海水には3%の塩しか含まれていないそうで、30gの塩をつくるのにも、1リットル近い海水が必要だとか。
(略)つまり、塩を作るのって無茶苦茶に手間暇がかかります。そんなモノが本来、安いはずありません。
これが、高い塩の秘密です。
引用:スローホーム
今まで自分が口にしてきた塩は何だったのか。
安い塩は海外の塩田で作られた天日塩を輸入し、国内で水に溶かして濃い塩水をつくり、その後、立釜で煮つめて塩の結晶をつくるそうです。
(略)あと「イオン交換膜法」という製法です。日本で造られている塩の90%以上は、イオン交換膜製塩法で作られるんだとか。
化学の力で合理的に作るから安いんですね。化学で作られた調味料というと怖いようですが、何か薬品を使うとかでは無く、海水に電気を流してイオンの効果で海水に含まれる不純物を除去してくれる製法です。
ところが、ミネラルなどの栄養素も除去されるので、99%以上の純粋な塩化ナトリウムができあがります。
引用:スローホーム
その美味しい塩が使い果たし、同じものを買おうとしたら残念ながら在庫切れ・・・。
渋々、以前よく食していた岩塩を買いました。
ところが・・・あの美味しい塩の味では無く、日々、残念な思いが募ります。
『あの塩でなければならない』と日々、思いが募ります。
本物を知ると、これまで、いかに自分が本物以外で満足していたのかを知る。
知らないことは損だ。
本物を知ることで、避けるべきもの、偽物が明確に分かる。
塩は体に不可欠。日々、摂取するものだから、良質なものが良い。
塩を侮るなかれ。
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