長く、大切に使う

一つの物を、長く大切に使う人を尊敬する。

長く使う以上は、そもそも多くを持たない。

長く使う一つだから、確かな眼を持って、選定するはずだ。

そして、大事に使う。

綻びがあれば、修理する。

機能性が失われないために、何度でも。

新しい他の物には目移りしない。

物の形ではなく、一つの物と自分との生活の機能性が重視されている。

ずっと長く自分と共に在る。

そのことに、その人の価値観が窺える。

一つの物に持ち主の価値観が宿り

持ち主は、一つの物を大切にする以上の崇高さを現す。

長く使われた物には、新しい物には備わっていない品格がある。

ありふれた一つの生活具のなかにも、品格を見出だせることがある。

投稿者青森県八戸市・階上町の心理カウンセラー)

中田雅也

人間関係、職場のストレス、働き方、家族、将来や人生についてのお悩み、性格等の自分自身の悩み、人を支える立場の方の悩みに対応します。 あなたのためだけのプライベート・カウンセリングをご利用ください。

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