想像力が大事
『自分も○○のようでありたい』と思うのは簡単だ。
対面にしても、テレビや新聞でも、ネットやSNSでも見渡せば幾らでも「キラキラ」している人はいる。
そんな人は目立ち、また、よく取り上げられるから目につき易い。
でもよく考えてほしい。
自分の性格や生きてきた過程、趣味や嗜好、経歴や能力は、その人とは確実に異なる。
自分とは条件が違いすぎ、そのようになれる保証などなく、儚い願望のままだ。
ある人が言っていた言葉。
誰かと比較してしまって苦しいと感じる時は、「自分もそうなれるはず」と思っているためではないかと。
「どうしてそうなれないの」と比べて苦しんでいる場面が容易に思い浮かぶ。
結局の所、今の自分の見つめ、今の自分の強みを認識して
強みを磨いて、その延長上にしか、輝いた自分は居ないのだと思う。
磨かれた未来の貴方の姿を、今の自分の現在地から、想像していくしかない。
誰かに憧れて、誰かに成ろうとする想像力ではなく
磨かれた自分の姿を想像することに力を費やすのが健全ではないか。
今の貴方も、これからの貴方も、同じ貴方であることに変わりはない。
想像とは、既知のことを基に思い描くのだから。

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